タイで行われたVCT 2025 Masters Bangkokの決勝で、韓国のT1がG2 Esportsを3-2で下し見事優勝を果たしました。チーム初となる国際大会優勝に、SNSでは多くのファンから祝福の声が寄せられていますが、フレックスを担当するiZuに、かつて所属したチームのコーチからメッセージが寄せられました。

iZuは、2022年9月〜2023年6月にかけて日本のJedaiteに所属していましたが、Jedaiteのヘッドコーチを務めていたnoppoが当時のことについて言及。自身のXで「初めて見た瞬間、怪物だと思った」と述べ、フィジカルと安定感が抜群で、かつ性格も素直で、強さと優しさを兼ね備えた選手だったと振り返りました。

「まだ無名だったころにJDTのトライアウトに来てくれて、初めて見た瞬間、怪物だと思った。フィジカルの強さと安定感が抜群で、頭も良く、相手の思考を読むのが異常にうまい。視野の広さも桁違いで、冷静にマルチキルを決め続けていた。」

「それでいて、性格は素直で優しく、フィードバックも前向きに受け入れる柔軟さがあった。挨拶も欠かさず、誰に対しても礼儀正しい。強さと優しさを兼ね備えた、印象的なプレイヤーだった。」

「これまで苦戦していたチーム相手にも30キル以上を連発。その圧倒的なパフォーマンスを見て、すぐに獲得を決断し、本人と話をすることに。彼自身もプロになるか別の道に進むか迷っていたが、話し合いを重ねた結果、まずはサブメンバーとしてチームに参加することになった。」

「試合を重ねるうちに、優しすぎる性格から味方に遠慮してしまい、持ち味を十分に発揮できない場面が見られることもあった。しかし、他のコーチたちやチームメンバーとのコミュニケーションを重ねる中で、徐々に自分のプレーを出せるようになり、本来の実力を発揮していった。」

現在はイニシエーターやサブデュエリストなどフレックスを担当するiZuですが、Jadeite時代はデュエリストを担当していました。爆発的なパフォーマンスでVCJ 2023 Split 2の準優勝に貢献しましたが、大会終了後にチームは解散を発表。iZuは当時のことについて「Jadeiteと契約終了後、RRQ、GE、ZETA、DFMなどたくさんのチームからオファーを頂いた」とインタビューで話していましたが、最終的にT1への加入を発表しました。

T1では冷静な判断力と鋭いゲームセンスを活かし、昨年はVCT PACIFIC 2024 Stage 1の3位に貢献。自身初となる国際大会のVCT 2024 Masters Shanghaiへの出場を果たしました。昨月にはVCT PACIFIC 2025 KICK-OFFでチーム最高戦績となる準優勝を収め、VCT 2025 Masters Bangkokでは優勝を達成。プロになってわずか2年半で優勝を果たしましたが、iZuは決勝後のインタビューで「2022年にJadeiteに加入してプロゲーマーになったが、こんなに早く世界大会で優勝することができるなんて信じられない」と喜びを語っていました。

6 コメント

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  1. GONのデュオ相手強すぎたね

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  2. イズ、私のヤギ

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  3. とんでもない後出しが出てますよ今

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    1. 後出しって言っても、実際に自分のチームに起用してる訳だし、評価してたのは事実じゃないの?

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    2. 最初に見出したんだから後出しではないだろw

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  4. Mr.np01が言うんだから間違いなかったんだろうな

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