T1コーチ「韓国ではインフルエンザが流行しており、選手たちも感染してしまった。しかし、練習を続けることができた。なぜなら、Carpeがいたからだ。彼はデュエリストでも、フレックスでも、センチネルでも必要に応じて担ってくれた。」

先日韓国で行われたVCT PACIFIC 2025 KICK-OFFの決勝でDRXに2-3で惜しくも敗れるも、準優勝でVCT 2025 Masters Bangkokへの出場を決めたT1ですが、ヘッドコーチのAutumnが6人体制の見解やSylvanに代わり出場したCarpeへの信頼を記者会見で話しました。

------

質問者：昨年12月の話になりますが、当時6人体制を採用していたSentinelsについて、ヘッドコーチのKaplanにその利点をインタビューで質問しました。彼に「6人体制を抱えることのメリットは何ですか？」と尋ねたところ、「説明が非常に難しいですし、実際に運用することも非常に難しい」と話していました。

そこで、現在6人体制を採用しているT1についても気になる点があります。直近の試合では欠場していたSylvan選手に代わり出場したCarpe選手が大活躍していました。そのため、6人体制について意見をお聞きしたいです。また、今回メンバーを入れ替えた理由をお話しできる範囲でお答えいただければ幸いです。

Autumn：Kaplanの話していることは正しいと思います。おそらく多くのコーチや選手も同じ考えでしょう。6人体制はチームにとって90%以上の確率で悪影響を及ぼすと考えています。なぜなら、選手は常に「次は自分がベンチに降ろされるのではないか」といったプレッシャーを感じるからです。そのせいで、試合に出たり、出なかったりを繰り返すのは本当に大変です。

ただ、私たちのチームは少し異なる状況にあります。Carpeは本当にチーム全体の成功を第一に考えている選手です。もちろん、個人の感情としては試合に出られないことに失望し、ネガティブな感情を抱くこともあるでしょう。しかし、彼は決してそれを表に出さず、むしろチームがより良くなるために、常に尽力してくれるのです。

今大会に向けた準備の中で、私たちは非常に困難な時期がありました。最近韓国ではインフルエンザが流行しており、スターティングメンバーの選手たちも感染してしまいました。しかし、それでもチームの練習を続けることができました。なぜなら、Carpeがいたからです。彼がすべての役割をこなしてくれたからです。彼はデュエリストでも、フレックスでも、センチネルでも、必要に応じてロスターに入り、チームを支えてくれました。

常に何かを学ぼうとする彼は、チーム全体のために努力してくれました。そのため、6人目としてベンチにいたとしても、スターティングメンバーに急遽入ってもしっかりと活躍できるのです。だからこそ、たとえ6人目の選手だとしても、彼をスターティングロスターに選んだ時、彼は良いパフォーマンスを発揮できたのです。