ドイツで開催されたVCT EMEA 2025 KICK-OFFの決勝でTeam Vitalityに2-3で敗れるも、準優勝でVCT 2025 Masters Bangkokへの出場権を手にしたTeam Liquidですが、フレックスを担当するPaTiTekがHotspawnのインタビューで今大会を振り返りました。
シーズン開始前はほとんど期待されていなかった中で、決勝に進みました。惜しくも敗戦となり悔しいと思いますが、自分自身とチームにどれほど誇りを感じていますか?
確かに期待されていませんでした。去年は誰もが私たちをD-Tierに分類していたと思います。私が所属しているチームは2年連続でD-Tierと評価されていました。昨年所属していたHereticsがそうでしたが、今年はLiquidでも同様に評価を覆すことができました。
また、誇りに思うかどうかという質問に戻ると、チームメンバー全員に誇りを持っていますし、自分自身にも誇りを持っています。なぜなら、私たちはローワーブラケットから這い上がってグランドファイナルまで進出するという偉業を成し遂げたからです。
これは、相当な忍耐力が必要なことです。例えば、FUT Esportsには0-2で敗れてしまいましたが、その試合から多くのことを学びました。そして、その試合以降、BO3を戦うたびに、私たちはどんどん成長していきました。
とはいえ、やはり負けるのは悔しいです。私の「準優勝の呪い」はHeretics時代から続いています。しかし、呪いはどうしようもないものです。今日は逆転負けしてしまいましたが、むしろ「今このタイミングで負けてよかった」と考えています。なぜなら、大量の試合動画が残ったことで、問題点を修正できるからです。Masters Bangkokで負けるより、KICK-OFFで逆転負けされるほうがいいです。
もちろん負けることは悔しいですが、この敗戦は私たちをさらに強くしてくれると思います。Masters Bangkokではさらに上を目指したいです。次の試合が本当に楽しみです。
決勝では2マップを先取し、かなり優勢でした。なぜ序盤から有利に進めることができたのでしょうか?
シンプルに得意マップだったからです。スプリットとヘイヴンには自信がありました。実はBO5でプレイした全マップ自信があったのですが、特にこの2マップはいつもと異なるアプローチで臨みました。私たちは自信を持ってプレイしていますが、過信しすぎることはなく、落ち着いて冷静に戦うことを意識しました。私たちのコーチがよく言うように、「冷静で落ち着いた状態」で戦えたからこそ、試合の主導権を完全に握ることができたのだと思います。
3マップ目以降で流れが変わった原因は何だったのでしょうか?
ターニングポイントはロータスでした。ロータスは普段私たちがピックしないマップで、ある程度準備はしていたものの、ほとんど即興でプレイしていました。ロータスは相手のエージェント構成に対してサイトローテーションや基本戦術を操るのが簡単なマップですので、相手はそれをうまく活用していました。
先日のHeretics戦では、公式戦初出しの「サプライズ要素」を盛り込んだので上手くいきましたが、今回相手はしっかりと試合動画を見て対策をしてきていました。そして、彼らはロータスを完封したことで自信をつけ、4マップ目、5マップ目と勢いをつけて勝てたのだと思います。
ローワーブラケット決勝でHereticsを破りましたが、昨年まで一緒に戦っていた5人の選手がまだ在籍していることを考えると、複雑な気持ちもありましたか?
少しほろ苦い気持ちでした。私の理想としては、HereticsがVitalityに勝ってMasters Bangkokに進出し、その後私たちがVitalityに勝って、両チームとも出場権を得ることがベストでした。しかし、現実は理想通りにはいきません。どちらかしか国際大会には出場できませんでした。
Hereticsには、今大会の序盤から選手の体調不良で練習時間が取れなかったという問題がありました。それが大きく影響したと思います。私たちはローワーブラケットを勝ち上がる過程で何度も試合を重ね、試合勘をしっかりと養っていました。一方、Hereticsは私たちと対戦する前に、ステージでの試合がたった2試合しかありませんでした。
とはいえ、Hereticsへの勝利が自信に繋がりました。彼らと一緒でなくても、私自身は国際大会にチームを導ける選手であることを証明したかったのです。Liquidに加入してMasters Bangkokへの切符を手にしたことで、自分は「国際大会へチームを導く主力選手だ」と胸を張って言えると思います。
Masters Bangkokで対戦を楽しみにしているチームはありますか?
G2 Esportsです。VCT AMERICAS 2025 KICK-OFFでは非常に高いレベルの試合を見せてくれました。実は、Masters ShanghaiではG2と3回対戦しました。最初の2戦のBO3では負けましたが、最後のBO5では3-0で圧勝しました。
しかし、今のデュエリストはJawgemoに変わっています。この変更により、彼らのプレイスタイルのレベルが一段上がったと感じます。個人的な意見では、icyのときは少しプレイが制限されていましたが、Jawgemoは全く異なるレベルの選手です。
G2はMasters Bangkokの優勝候補だと思っていますので、ぜひ戦いたいです。接戦になるのか、それとも一方的な試合になるのか、実際に戦って確かめてみたいです。VALORANTは小さな要因や細かいミスで決まることが多いので分かりませんが、接戦になると予想しています。
今大会のパフォーマンスを踏まえて、Masters Bangkokに向けて自信はつきましたか?
はい、大きな自信になりました。Vitalityはタイトル獲得を目標に結成された「スーパーチーム」です。そんな彼らに対して、本当に良い試合をしました。結果は2-3でしたが、0-3や1-3で負けていたかもしれません。
先ほども似たようなことを話しましたが、今回のBO5で犯したミスを修正する時間はたくさんあります。様々な視点から問題を見直していきます。もし、3-0で負けていた場合はダメージが大きかったと思いますが、Vitalityに対して0-3の完敗といったわけではありませんので、Masters Bangkokに向けての自信はあります。
以前別のインタビューで、PaTiTek選手はTeam LiquidをA-Tierと評価していました。Masters BangkokでS-Tierに上がるために何が必要でしょうか?
プレイオフ進出です。国際大会でプレイオフに進出すると、チームは一段階上のレベルに成長します。S-Tierに行くために、何か特別なことをする必要はありません。ただ、プレイオフに進むだけです。それが自ずとチームがS-Tierに上がる道になると思います。
レッツゴーリークィッ!!
返信削除レッツゴーリークィッ!
返信削除こいつカッコよすぎるだろ
返信削除TLってMasters東京出てなかったけ?
返信削除出てるけど2023年の話は全くしてないぞ
削除↑のコメントはちょっとおかしいけど
削除23のメンツ変わってからは微妙だったからね
かっけぇよ
返信削除パティのマスターズ上海決勝の入場シーン今でも観るくらいすき
返信削除はよ試合みたいぜ
PaTiTekが入ってTLマジで去年と別チームみたいに強くなったし、外からわかるフィジカルとかゲーム内の部分だけじゃなくチームにとって重要な役割ができる選手なのかもな
返信削除彼は私のヤギです
返信削除ゆ、え
返信削除シックスマンの時は普段チームに所属しておらず、固定メンバーで練習していないだろうし、大会直前から練習始めてるのに結果出せてるわけだから強さ以外の振る舞いもいい感じなんだろうな
返信削除nAtsをまた国際大会に返り咲かせてくれて本当にありがとう
返信削除patiもすきになった
nAtsがヴァンダル持ってたり、色々変えた結果うまく行ってそうで良かった
返信削除THは後期に応援して、前期マスターズはTL応援します。
返信削除Keikoとkamoがいい出目引き続ければ優勝まであると思ってる
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