Team HereticsやG2 Esports、GIANTXで活躍したnukkyeは1月4日、VALORANTの競技シーンから引退し、2020年以前にプレイしていたCounter Strikeへ復帰することを自身のXで発表しました。今年3月にGIANTXから退団後は長らくLFTを表明している状態でしたが、タイトルを変え、今後はCS2部門を保有するチームへの所属を目指します。

「Counter Strikeに復帰します!VALORANTでの選手活動を継続せず、私の本来の居場所であるCSに復帰することを決断しました。VALORANTでは4年間、競技生活を送りました。この期間はまさに冒険そのもので、多くの高揚感と少しの挫折を経験しました。さまざまな人々と働き、異なる文化に触れることができました。時にはジェットコースターのように感情が上下する日々もありましたが、すべての経験が学びとなり、選手としてだけでなく、人間としても成長することができました。」

「自分自身について多くのことを学び、チームが上手く機能するためには選手全員が同じ方向を目指す必要があることを理解しました。これまでの数年間、G2、Heretics、GIANTXといったTier 1のチームで活動してきました。相性の合うチームでプレイすることもあれば、そうでないロスターの時もありました。当時を振り返ると、それらすべての経験を通じて、多くの知識を得られたことを嬉しく思います。特に良い瞬間だけではなく、悪い瞬間からも多くを学ぶことができました。」

「チーム全員が従うべき1つのビジョンがあること、選手に応じたアプローチが重要であること、そしてコーチとIGLの間の良好な関係がチーム全体に影響することの重要性を深く理解しました。」

「私は常に努力を惜しまない人間です。結果を出すためにゲームに時間と労力を費やす覚悟があります。すでにCS2を3~4ヵ月ほど本格的にプレイしており、Faceitの試合や公式戦のデモをたくさん見て、ゲームに慣れるために努力してきました。現在パフォーマンスには非常に満足しており、競技シーンで自分の力を発揮する準備が整っています。私は多くの経験と知識を持っており、Tier 2に多大な価値をもたらし、次のステップに進むための手助けができると確信しています。」

「私はサポート/ラークのポジションでチームに貢献できると考えていますが、1からチームを構築する新しいプロジェクトの機会があれば、IGLも検討します。詳細については私のDM、またはエージェントを通じてご連絡ください。」

現在26歳のnukkyeは、2015年にTeam Fortressの競技シーンに参入。複数のオンライン大会への出場を経験した後、2016年にCS:GOに移行し、The Imperial、HellRaisersなどヨーロッパの中堅チームで経験を積みました。CS:GOで最も権威あるメジャー大会への出場を始め、DreamHack Open Summer 2018、Copenhagen Games 2018など複数の国際大会で優勝を収め、CS:GOの選手として活動した5年で約5.7万ドルの賞金を手にしました。

2020年にはVALORANTに移行し、同年10月に加入したTeam HereticsではFirst Strike EUでの優勝、VCT 2021 EU Mastersでの準優勝を果たしましたが、2021年6月にG2 Esportsへ移籍を発表。VCT 2021 EMEA Stage 3での4位を皮切りに、VCT 2021 Masters Berlinでの4位、VCT 2022 Masters Reykjavíkでの6位など世界的な成績を収めました。

2022年にはパートナーチーム選考に落選したG2 Esportsからの脱退を表明し、インターナショナルリーグに参戦したGiants Gaming(現GIANTX)に加入。VCT 2023 LOCK//INでは2回戦敗退、VCT 2023 EMEAでは6位と低迷しましたが、LCQでは見事優勝を達成。VALORANT Champions 2023への出場に大きく貢献しましたが、2024年3月に契約終了が発表されました。

nukkyeはレイズ、ソーヴァ、キルジョイ、ジェット、オーメンなどの幅広いエージェントプールを持つことで知られ、公式戦では計16のエージェントを披露。レイズではK/D 1.29、ソーヴァでは1.20、ジェットでは1.33など安定したパフォーマンスを披露し、その高いフィジカルと柔軟性でチームを支えてきましたが、今回4年間プレイしたVALORANTを離れ、以前にプレイしたCounter Strikeへ復帰します。

17 コメント

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  1. ぬっきーのれいず、いつまでも忘れないよ TT

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  2. お前の中指が恋しい

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  3. valoからキャリアスタートした選手がどんどん増えてるから良いことではあるけど、黎明期に活躍してた人たちがいなくなっていくのはやっぱ寂しいわ

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  4. みんなcs行くやん
    今熱いのか?

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    1. 今年からパートナー制が廃止されるから新規でチーム持とうとしようとしてるチームが多い
      センチネルズとかも参入したがってるし、そういうチームは既存のcs2のプロ選手獲得できないからこういう出戻りの選手と無名の若手とかで構築していくんじゃない?

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    2. 後はそもそもタクティカルfpsのプロなんてvalorant出てくるまではcs一強だったから、valorantで食えなくなったプロは必然的に引退するかcs戻るかの2択迫られるんじゃね?

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    3. 実際vanityもそうだけどvalorantのtier1で厳しくなった選手だしな
      csからvalorantへ移行するのが困難になった昨今逆は可能であるからcs人材減少傾向なのは本当みたいだ

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  5. valorantと違ってcsはどのチームでも勝ち上がれたらメジャー出場できるし、メジャー出れたらチームも選手個人もステッカー収益で大金手に入るから一攫千金狙いやすいってのもありそうやね

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    1. 次のメジャーは32チームらしいし十分狙える感じなのかしら

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    2. どうなんだろうね
      狙えるといっても今までtier2チーム以下があがってくるのほぼなかったし

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    3. なんならメジャーはずっと完全実力トーナメントだから
      challengersまでならEU含めT2-3はちょこちょこ出てきてた
      前までのESLのパートナー招待制トーナメントはいつも同じメンツ
      T2以下がほぼノーチャンだった

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    4. csちゃんと見てる?
      こないだの上海メジャーでもwild cardやpassion UA
      、鮒とか出てたしメジャーは毎大会その時期に調子のいいtier2チームが何チームかは出場してるぞ
      アメリカ大陸なんてtier1のチームがほぼいないし

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    5. オープニングでもメジャーさえ出ればステッカー収益分配されるから別に勝ち上がる必要はないんだよね
      出場さえできれば大金が手に入るからvalorantのtier2なんかよりも何倍も可能性あるよ

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  6. 正直tier1で通用するとは思えんが、csならtier2でも飯食えるからな
    頑張ってほしい

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  7. ヴァロをポイしないでください

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  8. ぬっちゃんマジかよ

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  9. アジア圏でcs流行らなくてava.saが流行ってた時みたいになりそう
    中国人口爆発したのも相まってvaloはアジア圏のゲームになっていきそうだ

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