M80がVALORANTの競技シーンに再参入を発表、元SENのDrewSparkがコーチに就任

北米を拠点に活動するeスポーツチームのM80は1月16日、VALORANT部門を再結成することを発表しました。昨年9月のアセンショントーナメント終了後に所属する全選手を放出し、事実上の解散となっていた同チームですが、コーチにDrewSparkを招集してリーグ昇格を目指します。

"I don't have friends, I got family."

Welcome home @DrewSparkR6 to our M80 Valorant coaching staff.

Let's get to work. pic.twitter.com/x4FvYXD7gm

— M80 (@M80gg) January 15, 2025

現在29歳のDrewSparkは、2020年にR6Sの競技シーンに参入。eUnitedやXSET、Spacestation Gamingなどの名門チームでアナリストとして活動し、2022年にはXSETのVALORANT部門とR6S部門のアナリストを兼任。2つのタイトルで9か月活動した後、VALORANTへの移行を正式に発表し、VCT 2022 NA Stage 2での優勝、VCT 2022 Masters Copenhagen、VALORANT Champions 2022へ出場しましたが、2022年10月にXSETは解散を発表しました。

その後はSentinelsに移籍し、リーグ開幕初年度はVCT 2023 LOCK//INで1回戦敗退、VCT AMERICAS 2023では10チーム中7位と低迷するも、昨年はVCT AMERICAS 2024 KICK-OFF、VCT 2024 Masters Madridで優勝を達成。Stage 1、Stage 2では惜しくも上位入賞には届きませんでしたが、チャンピオンシップポイントランキング1位で出場したVALORANT Champions 2024では4位を収めシーズンを締めくくりました。

昨年はZander、NiSMO、koalanoob、BcJ、nitr0、neTと北米の実力派選手を獲得し、北米のチャレンジャーズ連覇を果たすも、アセンショントーナメントでは決勝で2GAME Esportsに2-3で敗れ、惜しくも2年連続でアセンション準優勝に終わったM80ですが、今年は3度目の正直となるでしょうか。今後のロスター発表に期待が高まります。