昨年10月にmada、Vernoと2人の選手を新たに獲得したNRGですが、同チームのキャプテンを務めるFNSが選手引退や今シーズンの目標、新エージェントのテホに対する印象をGINX TVのインタビューで語りました。
今年の目標を教えてください。
個人的には家族や友人との繋がりを大事にしたいと思っています。eスポーツ選手は多忙であるため、連絡を取り続けることが難しいこともありますが、そういった繋がりを大事にして、より良い関係を築けるようにしたいと思います。
そして、プロとしてはオフシーズンで取り組んできたことを続けるだけです。いわば「自分たちのやってきた練習を信じる」といった感じで、毎日練習に取り組み、最高の自分たちを目指すために時間と努力を惜しまないことを意識しています。
今年はMastersがFNS選手の地元であるカナダで開催されます。家族も応援に来ますか?。
もちろんです!もし、出場権を獲得した場合、確実に家族は観戦しに来ると思います。s0mも家族を連れてくると言っていましたし、madaもトロント出身のため、家族が応援に来るかもしれません。出場することができたら、本当に嬉しいですね。
以前は配信活動に専念すると仰られていましたが、復帰の理由は競技シーンが恋しくなったことが理由でしょうか?また、2025年以降も選手を続ける予定でしょうか?今年の結果を参考に決断するか、または最後の年にするのか教えてください。
はい、確実に今年が最後の年になると思います。これまで自分の実力を評価する時間は十分にあり、自分がどうあるべきなのか見つめ直してきました。何か新しいことを始めるにはいいタイミングだと感じていましたし、配信も非常に楽しく、自分の予想以上に伸びていったと思います。自分らしくいられるという点が、一番好きな部分でした。
だからこそ、次のステップとして配信者になるというのは自然な流れでした。他に情熱を持てるものもなく、ただeスポーツに関わりたいとは思っていましたので、配信という新たな情熱を見つけたことは本当に良かったと思います。
また、もう32歳ですし、いつまでも選手を続けられるわけではありません。同じような練習を続けたり、1つの場所に滞在して試合に出続けたり、頻繁な渡航を来年も続けることは現実的ではありません。もう1年続けるなんて、正直考えられません。常にチームと一緒に旅をしているわけですので、正直大変なことでした。
eスポーツでやりたいことは全て成し遂げたと思っていますし、それ以上の経験もできたと思います。そして、自分の選択でキャリアを終えることができるのは幸運だと思います。そのため、この決断を下すことは本当に簡単でした。総括すると、配信は情熱を注いでできること、そして、eスポーツ選手としては自分の目標はほとんど達成できたと思っています。eスポーツが私に見せてくれた世界に、本当に感謝しています。
個人的には選手として戦う姿も、ウォッチパーティーを行う姿も見たいです。去年も仕事をしながら、別のタブでFNS選手の配信を見てよく見ていました。
そうなんですね(笑)。実は私の配信に来てくれる方も、「選手も配信も続けてほしい」とよく言ってくれます。ありがとうございます。
オフシーズンはSOOP VALORANT LEAGUEやSEN Sity Classicで優勝し、負けた試合は2試合だけだったと記憶しています。新しいロスターはかなり強力に見えますが、どう感じていますか?
チームとしてはかなり自信があります。オフシーズンの大会で優勝できたことで、期待以上のパフォーマンスを出せていると感じています。ただ、これまでやってきたことを信じて続けることを意識しています。ルーティンを守り、そこからあまり外れないようにしています。
私個人の期待に関しては、いつもと同じです。仮にオフシーズンにうまくいかなかったとしても、チームに自信を持っています。相性も抜群で、問題が起きてもコミュニケーションを通じて解決できる点が大きいです。ヘッドコーチのBonkarの存在も大きいです。彼はそういった話し合いを円滑に進めることが上手なため、チーム全体が良い方向に動いています。
また、自分自身の実力を証明することに飢えている若い選手たちが新しいエネルギーをもたらしてくれます。彼らはオフシーズンの大会でも素晴らしい仕事をしてくれましたが、この調子が続き、さらに成長してくれることを願っています。
これまで多くの時間を共にしたChetに代わり、ヘッドコーチにBonkarが就任しました。Chetと比較してどのように感じますか?
Bonkarは私が自由にコールできる環境を作ってくれます。Chetもその点では優れていましたが、Bonkarの方がさらにその自由度が高いです。直感的にコールすることができるため、試合の流れに乗りやすいです。
2人の大きな違いは、エネルギッシュな部分です。Chetは常に冷静で落ち着いていましたが、それがチームの士気に悪影響を与えることがありました。しかし、Bonkarは選手が落ち込んでいる日でも、部屋で一番明るく元気な存在です。そのエネルギーはチーム全体に伝染します。例え嫌なことがあっても、彼のエネルギーに触れると気持ちが上がります。練習中もいつも良い雰囲気とは限りませんが、彼はみんなをまとめ、集中力を保つ役割を果たしてくれます。そのため、彼のために頑張りたいと思えるのです。
彼は戦術面でも非常に優れています。私たちの意見も重視してくれ、選手が快適にプレイできる環境を整え、問題があればすぐに対処してくれます。こうしたお互いに話しやすい関係にあることで、健全なチーム環境が生まれ、問題解決がスムーズに進みます。
もちろん、口論になることもありますが、彼は常に解決策を見つけるために尽力してくれます。彼は純粋にチームを勝利に導くこと、全員の力を最大限に引き出すことに集中しています。これまでのところ、彼は本当に素晴らしい仕事をしてくれています。
新エージェントのテホについてはどう思いますか?
彼を大会で使用するとはまだ言えませんが、イニシエーターとして優れたアビリティを持っています。用途も多様で、様々な戦略を立てることができます。良いアイデアも何個か思いついていますが、これ以上はお話しできません。
テホはまだ登場して1週間ですが、競技シーンに影響を与えると感じていますか?また、大会で使用可能にしたRiot Gamesの判断についてどう感じているか教えてください。
正直、ありえないと思います。シーズンが始まる1週間前にこんな大きなアップデートをするのは、信じられません。この件について、何度も配信で話しましたし、マネージャーにRiot Gamesに伝えてもらうようにも頼みました。選手の立場からすると、非常に難しい問題です。
Riot Gamesはスケジュールの都合で仕方のない部分もあると思いますが、改善する努力は必要だと思います。どうしても、エージェントをリリースしなければいけないのであれば、せめて次の大会まで待つとか、私たちが最大限に活用できるように適応するために1ヵ月の猶予が欲しいです。
何度も同じことを言いますが、シーズン開幕の1週間前にエージェントを追加することは本当に良くないです。この判断にプロ選手で喜ぶ人はかなり少ないと思います。私たちは1か月間この環境で練習し、勝つために努力してきたにも関わらず、突然大型アップデートが降ってきました。そして、KICK-OFFで対戦しないといけません。1週間で解決できるでしょうか?まさに競争心を奪うようなものです。
競技の公平性を損なうことにも繋がります。ほとんどの選手が、納得できないと思います。私たちは自分たちの活動に情熱を持っていますが、こうした短期間での変更がパフォーマンスに影響を与えると、私たちの力ではどうにもなりません。ただし、これはRiot Gamesが調整できる問題です。将来的には、こうしたことが二度と起こらないことを願っています。
KICK-OFFもチャンピオンシップポイントがかかっているため、レギュラーシーズンと同じように重要ですよね。
本当にその通りだと思います。
コーチのフナスも見てみたいなぁ
返信削除80年代生まれでも「VALORANTのIGLがCSのIGLより楽しくてさァ!」してる選手も居るのに皆辞めていくな
返信削除ANGE1(34)
返信削除JessieVash(35)
FNS(32)
ベテランIGL達、本当にすごいな
オフシーズン入りたてにわざわざシーズン前に選手の負担ならないように大きな変更は今後しませんって宣言したくせに。これだもんな
返信削除選手目線だとありえないと思うし同情するけど
削除たぶんだけどリリースケジュール決定した後にvctの日程が決まってるから無理なんだと思うよ
同じ業界いる人間としての目線ではリリースを前倒すのは無理だから延期するしか方法ないけどいいタイミングまで延期するんだったら1,2か月待たないといけないからそっちの方がだめって何ってるんだろうなっていうのがわかる
valveと違ってRiotが大会スケジュールもゲームアップデートも一元管理してるんだから調整しろよって思われるのは致し方なし。ゲームの魅力の1つがキャラ追加だから後ろ倒しにするのも難しいんだろうけどさ。
削除大会だけ使えないってのも期間が開くと難しいからなぁ
削除NRGの今のロースターならMasters行けると信じてる
返信削除自分の選択で選手のキャリアを終わらせることができるのが幸運だと思いますって言葉が凄い刺さってくるものがあった。FNSは色々とかっこいいけど姿勢がマジかっけえわ
返信削除valoなかったらNA CS即クビリストTOP5には入ってたからな
削除足向けて寝れないだろ
正直ヴァロはプロ活動向いてない
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