「引き伸ばしがトレーニングルームで使用できず、試合前の3時間何も練習ができなかった」MIBR corteziaが試合前のトラブルや次戦の意気込みを語る

ロサンゼルスで開催中のVCT AMERICAS 2025 KICK-OFFの初戦で100 Thievesに0-2で敗れたMIBRですが、同チームに所属するcorteziaがGame Arenaのインタビューで試合の感想やトレーニングルームの問題について言及しました。

インターナショナルリーグのデビューについてどう感じていますか？

特別な気持ちでした。景色が違いました。観客の存在はほとんど感じられず、テクニカルポーズ中に拍手の音は聞こえましたが、それ以外は正直分かりませんでした。試合での敗北や個人パフォーマンスも含めて、もっと良い結果を期待していました。自分が思い描いていたものではありませんでした。

1マップ目は本当に最悪なスタートでした。2マップ目は良いプレイができたものの、それでも敗れてしまいました。1マップ目は緊張もあったかもしれません。2マップ目では少し落ち着きましたが、それでも100%のパフォーマンスには程遠かったです。

ロータスでは4-13と大差で敗れてしまいました。振り返ってみていかがでしたか。

正直なところ、何が悪かったのかを断言するのは難しいです。これほど一方的だと、色々な問題があったと思います。私たちは良い読みやコミュニケーションはできていましたが、エイムが足りなかったと思います。自分も含めてチーム全体で撃ち合いが弱く、 相手のフィジカルは私たちよりも上でした。また、相手のエージェント構成も特殊で対策が難しかったです。最近マッププールに復帰したばかりで、練習時間があまりなかったのですが、それでもロータスには自信がありました。

負の連鎖のようなものがあったと思います。撃ち合いの弱さ、相手のエージェント構成、そして練習不足。それらが重なり、ラウンドを取り切ることができませんでした。マップを駆け回るAsunaのネオンも強力でした。何が足りなかったのかを正確に言うのは難しいです。

防衛面での苦戦がみられましたが、どのように感じていますか？

オフシーズン大会のTixinha Invitationalの終了後にも話しましたが、年末のスケジュールに大きく影響を受けました。回線の問題もあり、ロサンゼルスに来てから3日しか練習ができませんでした。MIBRのせいではなく、彼ら良い環境を用意してくれたのですが、オフィスで問題が発生していました。また、取材も多く、練習時間がほとんど取れませんでした。今回の試合もエイムも温まっていない状態で試合に臨むことになりました。

特に悔しいのは、私が通常使っている引き伸ばしの設定がトレーニングルームで使用できなかったことです。試合前の3時間、何も練習ができず、聖書を読んだり、音楽を聴いたりしていましたが、エイムを温めることができませんでした。そのせいで冷えた状態で試合に臨むしかありませんでした。ロータスやバインドの防衛に関して、読みは悪くなかったと思いますが、エイムが冷え切っていました。

次戦への意気込みを教えてください。

ローワーブラケットで勝ち上がるチャンスは十分にあると思います。今回敗れたのは残念ですが、まだ大会から敗退したわけではありません。数日間の練習時間が取れるので、そこで毎日練習できれば状況は変わると思います。私たちには強力な選手が揃っています。ローワーから駆け上がるポテンシャルは十分にあると心の底から信じています。

長期的には、私たちの成長曲線はこれから上昇していくと確信しています。時間が経てば経つほど良いチームになるでしょう。ただ、今のところ練習時間が不足しているのは事実です。KICK-OFFは厳しい大会で、12チーム中2チームしか国際大会に進めません。ただ、練習不足を言い訳にはせず、ファンには正直に状況を伝えます。この練習期間を上手に使って、次の試合ではより良い状態で臨み、勝利を収めるつもりです。必ずやもっと良い形で挑みます。