「組織的な問題がある」vanityがCloud9の運営方針を痛烈批判

昨日12月3日、インターナショナルリーグの開幕1か月前にもかかわらずCloud9がRossyの契約を突如終了したことでSNSは騒然となりましたが、Cloud9で約3年間活動してきたvanityがチームの運営方針を痛烈批判しました。

今回の発表にはRossy本人も「脱退を知ったのはわずか2～3時間前だった」と言及するなどコミュニティでは一部批判の声も上がりましたが、vanityは自身の配信で今回の発表の背景にどのような問題があったのかは分からないとしながらも、自身の経験も振り返り「組織的な問題がある」とCloud9の運営に不満を漏らしました。

2024年シーズン終了後、vanityは「OXYを除く全ロールでトライアウトを実施し、その結果に基づいて選手を選考するべき。さまざまな選手の組み合わせをテストすることで最適なロスターを編成でき、チームの強化に繋がる」とチームに提案したと話します。ロスターの変更を前提とするものではなく、現在のメンバーに固執する前にさまざまな可能性を模索することが当時のチームにとって最善の判断だったと説明しました。

しかし、Cloud9はその提案を受け入れることはなく、2024年10月にvanityは契約終了が発表されました。vanityは2023年にCloud9に加入したjakee、wippieでも同様の問題が起きたことを話し、インターナショナルリーグ開幕後にそのメンバーが最適ではなかったことに気付いたことで、今年はシーズン中盤にメンバーを変更せざるを得ない状況に陥ったと語りました。

また、vanityによると、Cloud9はmada、N4RRATE、Vernoといった若手注目株に目を向けることは一切なかったと指摘。Cloud9は他チームと比較してVALORANT部門への投資額が少なく、高額な契約を結ぶことができなかったを明かしました。今回の発言を受け、Redditではさまざまな声が集まっており、「適切な選手選考を行わず、結果的にパフォーマンスが低下してしまった」や「これまで短期間で選手を切ることが多かったが、計画性の欠如が問題だったかもしれない」などコメントが寄せられました。

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