FNATICがSayonaraと契約終了を発表

イギリスを拠点に活動するeスポーツチームのFNATICは12月16日、VALORANT部門に所属するSayonaraと契約を終了したことを発表しました。現在16歳とリーグの出場年齢に達していないため、Red Bull Home Ground 2024、Riot Games ONE 2024の2大会限定の参加でしたが、休養中のLeoに代わりイニシエーターとして活躍しました。

「VALORANTのオフシーズンが終わりに近づく中で、Sayonaraに心からの感謝を伝えます。次のステップでの活躍を楽しみにしています。これからどんな未来が待っているのか、とても楽しみです。VCTの次世代のスターはここにいます！」

As our VALORANT offseason comes to a close, we want to say a huge thanks to @sayonarafps_ for spending it with us 🧡

We can't wait to follow your next steps, and see what the future holds for you - VCT's next big talent is already here. pic.twitter.com/tuSXEK7AOG

— FNATIC (@FNATIC) December 16, 2024

現在16歳のSayonaraは、2022年ごろにVALORANTの競技シーンに参入。複数ののアマチュアチームで経験を積んだ後、2024年3月に加入したKPI Gamingからプロのキャリアをスタートしました。今年出場したスペインのチャレンジャーズリーグでは自身初となる公式大会ながら、Split 1で優勝、Split 2では3位を達成。VCT ASCENSION EMEA 2024 Play-Insでは惜しくも準優勝に終わりましたが、Split 2ではシーズンMVPに輝くなどチーム躍進に大きく貢献しました。

今年10月には休養中のLeoに代わり、FNATICにオフシーズン限定で加入を発表。Red Bull Home Ground 2024では5-6位に終わったものの、Riot Games ONE 2024のZETA DIVISION戦ではソーヴァで13キル7デスを獲得し、13-2と大差をつけ勝利を収めました。Sayonaraはイニシエーターやデュエリストも得意とすることで知られ、キャリアを通してイニシエーターではK/D 1.25、デュエリストでは1.28と驚異的なパフォーマンスを発揮。高いフィジカルとその安定力が高く評価されてきました。

Sayonaraが離脱したFNATICのロスターは以下になります。なお、Sayonaraは今年10月にフランスのDVM Esportsへの加入を発表しており、来シーズンはSh1n、TakaS、logaNなどのリーグ経験者とともにフランスのチャレンジャーズリーグに参戦します。

•  Jake "Boaster" Howlett
•  Emir "Alfajer" Ali Beder
•  Timofey "Chronicle" Khromov
•  Kajetan "kaajak" Haremski
•  Austin "crashies" Roberts
•  Chris "Elmapuddy" Tebbit（ヘッドコーチ）
•  Milan "Milan" Meij（アシスタントコーチ）
•  Leo "Leo" Jannesson（ベンチ）