TENSAIがLFTを表明「軍入隊の予定だったが、足首骨折で入隊が最低2年近く不可能になった」

FAV gamingやNOEZ FOXXでの活躍で知られるTENSAIは11月5日、自身のX（旧Twitter）でLFTを表明しました。本来は韓国の徴兵義務で軍に入隊予定でしたが、足首の骨折により2年ほど入隊が延期になったことを述べ、すべてのロールを担当可能で、すべてのチームからオファーを受け取る意向を明らかにしました。

VALORANT LFT

休止期を終え、軍入隊の予定でしたが足首骨折で軍入隊が最低2年近く不可能になりましたので再度LFTします。
Role : 全てのロール起用可能。チームの都合に合わせれます。

全てのチームのトライアウトに参加する意向あります。

contact : kiis2510@gmail.com / X DM @TENSAI_JIN

— TENSAI (@TENSAI_JIN) November 5, 2024

韓国出身で現在24歳のTENSAIは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年に加入したFAV gamingではVCT 2021 Japan Stage 1 Mastersでの4位入賞を始め、eGG VALORANT INVITATIONALでの準優勝など黎明期から日本シーンで活躍。当時日本で珍しかった韓国人選手ながら、国内トップクラスのソーヴァ使いとして高い評価を得ました。

2021年3月にFAV gamingから退団後はFENNEL、BC SWELLなど国内チームを渡り歩きますが、VCT 2022、VCJ 2023と2年間オープン予選を突破できない苦しい日々が続き、昨年7月にBC SWELLのロスターから離脱を表明。今年1月にはNOEZ FOXXに加入しますが、VCJ 2024 Split 1、Split 2ともにメインステージ進出には届きませんでした。

TENSAIはイニシエーターを得意とすることで知られ、特にキャリアを通して100試合以上プレイするソーヴァではK/D 1.15と堅実なパフォーマンスを発揮。また、デュエリストやセンチネルなど幅広いロールを複数回担当した経験を持ちますが、今回の発表ではすべてのロールに対応可能とし、イニシエーター以外のロールに挑戦する意向を明かしました。