LiquidにpaTiTek、kamykが正式加入

オランダを拠点に活動するeスポーツチームのTeam Liquidは11月30日、VALORANT部門にpaTiTek、kamykが加入したことを発表しました。2025年シーズンはnAts、Keiko、kamo、kamyk、PaTiTekの5名でインターナショナルリーグに挑戦します。

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— Team Liquid Valorant (@LiquidValorant) November 29, 2024

現在25歳のpaTiTekは、2017年にCS:GOの競技シーンに参入。2020年にVALORANTへ移行し、同年6月に加入したG2 Esportsでは8つの公認大会で優勝を収めるなどシーン黎明から活躍しましたが、2021年6月に契約終了が発表。その後はHeretics、Excel Esports、Diamant Esports、Case Esportsなどヨーロッパチームを転々としましたが、結果を残せない日々が続きました。

そして昨年12月、Team Hereticsに2年ぶり2度目の加入を発表。サブメンバーとしての加入でしたが、トルコ在住のWo0t、RieNsなどのビザ問題により、VCT EMEA 2024 KICK-OFFではスタメンとして開幕戦から出場。大会では見事準優勝を勝ち取り、VCT 2024 Masters Madridへの出場を果たしますが、各選手のビザ問題が解決したことに伴い、今年4月には契約終了が発表されました。

しかし今年5月、MiniBooが燃え尽き症候群などの理由からVCT 2024 Masters Shanghaiの欠場を発表。急遽チームへの復帰が発表され、大会前の練習はわずか1日ながらフェイドやヴァイパー、KAY/O、スカイ、レイズといった複数のエージェントを操り、準優勝を達成。チーム躍進に大きく貢献しますが、大会終了後には再び契約終了が発表されました。

また、現在20歳のkamykは2020年にVALORANTの競技シーンに参入。Movistar Riders、Anonymo、Rebels Gaming、UCAM Esports Clubなどヨーロッパの中堅チームで活動した後、2023年1月にFNATICに加入を発表。サブメンバーでの登録で、公式戦には2試合のみの出場だったものの、キルジョイ、サイファーとセンチネルを操りK/Dは1.23を記録しました。

2023年12月にはJoblifeに加入し、フランスのチャレンジャーズリーグに参戦。デュエリスト、イニシエーター、センチネルと幅広いロールを担い、VCL 2024 France Split 1、Split 2では2連覇を達成。アセンショントーナメントでは惜しくも6位で敗退となりましたが、年間を通してK/Dは1.19を記録するなど高いパフォーマンスを発揮しました。新たに2人が加入したTeam Liquidのロスターは以下になります。

•  Ayaz "nAts" Akhmetshin
•  Georgio "Keiko" Sanassy
•  Kamil "kamo" Frąckowiak
•  Patryk "paTiTek" Fabrowski
•  Maks "kamyk" Rychlewski
•  Nico "Harmii" Harms（サブ）
•  Ivo "LohaN" Albino（ヘッドコーチ）
•  Daniel "yaotziN" Roczniak（アシスタントコーチ）
•  Jake "Bacon9" Lloyd（アナリスト）
•  Tanner "7Teen" Curtis（パフォーマンスコーチ）