alecks「今年はこれまでにはなかった摩擦が生じたが、お互いの気持ちを率直に話し合った」

中国で開催中のVALORANT Radiant Asia Invitationalにて初戦でGen.Gに敗れるも、EDward Gaming、Rex Regum Qeonに勝利しプレイオフ進出を決めたPaper Rexですが、ヘッドコーチを務めるalecksがオフシーズン中にメンバー変更を行わなかった理由をインタビューで語りました。

Weiboで公開されたインタビューにて「PRXがメンバー変更を行わないのはなぜでしょうか？同じメンバーで戦い続ける理由を教えてください」の質問に対し、alecksは他の選手を検討したものの、その地域の選手の特性や移籍金の問題で断念したことを言及。チーム内で深く話し合ったことで、お互いに抱えていた問題を解消できたことを明かしました。

「まずはチーム内部の問題からお話します。今の私たちは、まるで家族のような非常に親密な関係を築いています。この5人で勝利を掴むことができるなら、それは非常に意味のある勝利であり、特別な達成感を得られるでしょう。」

「他の選手も検討しましたが、今がベストの組み合わせだと感じています。例を挙げると、韓国人選手を獲得することは非常に難しいです。韓国の選手は韓国国内の著名チームに加入することを優先するため、優先順位が非常に低くなってしまいます。また、東南アジアの選手の移籍金は高額です。」

「そのような選択肢を探った後、チーム内で改めて話し合いました。昨シーズンは厳しい時期を経験し、これまでにはなかった摩擦が生じました。その後、お互いの気持ちを率直に話し合い、オフシーズンに少し休養することで、お互いに感じていたネガティブな感情はほぼすべて解消されました。だからこそ、もう一度同じメンバーで挑戦しようと思いました。」

Paper Rexの現在のロスターは、f0rsakeN、mindfreak、d4v41、Jinggg、somethingの5名。f0rsakeN、mindfreak、d4v41に関してはCS:GO時代からチームメイトで、4年以上ともにプレイしています。今回のインタビューでは「他の選手も検討していた」と話していますが、alecksは今年9月に「実はPrimmieを検討していた」と別のインタビューで語っており、「彼の両親を説得するためにタイへの飛行機を予約したが、その2日後にCrwsが先に会いに行っていたことが分かったんだ」とTalon Esportsに先手を打たれたことを明かしていました。