NAVIにhiroが加入か

ウクライナを拠点に活動するeスポーツチームのNatus VincereにFNATICで今年活躍したhiroが加入する可能性が高いと、ジャーナリストのAlejandro Gomis氏が報じました。同氏によると、多数のヨーロッパチームからオファーがあっものの、最終的にNatus Vincereと口頭合意で契約を締結したと指摘しました。

Sources Val: Former Fnatic player hiro 🇳🇱 🇹🇷 has reached a verbal agreement with NAVI 🇪🇺 to play in the VCT EMEA 🇪🇺

Read on @Sheep_Esports @holysquad_fr ⬇️https://t.co/oDVKStZ5Fi

— Alejandro Gomis (@anonimotum) September 17, 2024

現在18歳のhiroは、2022年にVALORANTの競技シーンに参入。翌年加入したウサイン・ボルトがオーナーを務めるWYLDEからプロのキャリアをスタートしました。レイズやジェット、フェニックスなどデュエリストを担当し、VCL 2023 France Split 1では6位、Split 2では4位と初のプロチームながら実績を残しました。

続いて2023年11月、トルコのSuperMassiveに加入。デュエリストからスカイ、KAY/O、ブリーチなどイニシエーターにロールを変更しながらも、平均K/D 1.20と高いパフォーマンスを発揮。VCL 2024 Turkey Split 1ではチームを5位に導きいた後、Split 2の開催中である2024年6月にFNATICへの移籍を電撃発表しました。

健康面の問題から休養していたLeoに代わり、ロスターに参戦したhiroですが、自身初となるインターナショナルリーグながら、緊張を感じさせないプレイを披露しVCT EMEA 2024 Stage 2では優勝に大きく貢献。VALORANT Champions 2024では惜しくもプレイオフで敗れてしまったものの、6位といった成績を残しました。

加入当初にFNATICのマネージャーを務めるCoJo氏は「過去のAlfejerのようにヨーロッパの中でも長い間目をつけていた選手」と高く評価していましたが、hiroはイニシエーターやセンチネルなどサポート主体のエージェントを担当し、シーズンを通してK/Dは1.09と堅実なパフォーマンスを発揮しました。

hiroが加入した場合、Natus Vincereのロスターは以下になります。今シーズンはレギュラーシーズンで4連敗を喫するなど不調に悩まされた同チームですが、若手を迎え入れることで再起なるでしょうか。今後の発表に注目が集まります。

•  Kyrylo "ANGE1" Karasiow
•  Andrey "Shao" Kiprsky
•  Ardis "ardiis" Svarenieks
•  Emirhan "hiro" Kat
•  Oliwer "LATEKS" Fahlander（ヘッドコーチ）
•  Erik "d00mbr0s" Sandgren（ベンチ）
•  Pontus "Zyppan" Eek（LFT）
•  Dmitry "SUYGETSU" Ilyushin（LFT）