Liquid、eMILヘッドコーチの放出を発表

オランダを拠点に活動するeスポーツチームのLiquidは9月12日、VALORANT部門のヘッドコーチを務めるeMILを放出することを発表しました。eMILは移籍金の発生する制限付きフリーエージェントとして新たな所属先を模索します。

Today, @eMIL_OW has been allowed to explore his options for the 2025 season.
We couldn't be more grateful for his contributions to the team. Thank you, Emil. pic.twitter.com/mIFZE0DM8k
— Team Liquid Valorant (@LiquidValorant) September 11, 2024

現在29歳のeMILは、2016年にOverwatchの競技シーンに参入。Angry TitansやGladiators Legionでプレイし、ヨーロッパやアメリカのコンテンダーズで活躍した後、2020年4月にVALORANTへの移行を発表。FABRIKEN、NiP、Guild Xを経て2022年8月にLiquidのヘッドコーチ就任を発表しました。

LiquidではVALORANT Champions 2022への出場を始め、昨年開幕したインターナショナルリーグではVCT EMEA 2023で優勝、VCT 2023 Masters Tokyo、VALORNAT Champions 2023への出場を果たしますが、今年度はVCT EMEA 2024 KICK-OFFで7-9位、Stage 1で5-6位、Stage 2で8位に終わり、国際大会出場には届きませんでした。

今回の発表について、自身のXでは「Liquidに在籍した期間は、これまでの人生で最高の経験でした。この2年で2回のChampions、3シーズンを戦いましたが、最高の人々とともに、数えきれない素晴らしい思い出を作ることができました。今回脱退することを寂しく思います。ともに戦ってきた仲間に心から感謝を伝えたいです」と語りました。

eMILが退団したLiquidのロスターは以下になります。