KOIからstarxoが退団を発表

KOIに所属するstarxoは9月4日、チームから退団したことを自身のXで発表しました。イニシエーター、スモーク、フレックスのすべてのエージェントに対応可能、地域はヨーロッパ、アメリカ、アジアで活動可能とし、移籍金が発生しないフリーエージェントとして新たな所属先を模索します。

⚠️UNRESTRICTED FA ⚠️

➡️EMEA/NA/APAC

Comfortable with most of the agents
initiator/smokes/flex

Bringing very high level of communication and game knowledge, combined with developed strategic mind.
Very vocal and open person inside and outside of the game.

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After all this…

— starxo (@starxo5) September 3, 2024

現在23歳のstarxoは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年10月に加入したEntropiqからプロのキャリアをスタートしました。そして2021年1月にAcendの前身となるRaise Your Edge Gamingに加入し、同年3月にAcendとして活動開始後はVCT 2021 EU Stage 1 Masters、VCT 2021 Europe Stage 3 Challengers 1で優勝など結果を残し、同年12月にはVALORANT Champions 2021で見事優勝を果たしました。

しかし2022年、VCT 2022 EMEA Stage 1は10位、Stage 2ではプレイオフ敗退など浮き沈みあるシーズンを迎え、チームはBONECOLD、Kilesの放出などメンバー変更を繰り返しますが、年間を通して国際大会出場には届きませんでした。2022年にはKOIに移籍を発表しますが、2023年、2024年ともに国際大会出場は叶わず、特に今年度のVCT EMEM 2024ではStage 1、Stage 2で最下位で敗退となりました。

starxoはスカイ、セージ、オーメン、ブリムストーン、KAY/Oなどサポート主体のエージェントを得意とし、特にキャリアを通してスカイのK/Dは1.12、セージは1.14を記録。柔軟性と火力を兼ね備えた選手として、長らくヨーロッパのトップシーンで活躍してきました。また今回の退団について、自身のXでは以下のようにコメントを残しました。

「私は非常に高いコミュニケーション能力と知識を持ち、戦略的な思考も兼ね備えています。ゲーム内外ともに非常に率直な人間だと思います。これまでの経験から、キャプテンになることやトップラスのIGLの一人になることを恐れていません。また、強力なセカンドコールや戦術の天才にもなることができます。」

「ここ数年間、フルタイムのサポートプレイヤーとして自分を犠牲にし、チームが最善の形で機能するように全力を尽くしてきました。 今では、どのようなチームに所属したいか、そしてそれをどうすれば最良の形にすることができるかを理解しています。」

「もし私の直近のシーズンだけを見て判断するのであれば、それは間違いです。本当のstarxoはほんの数回しか現れていません。この数ヶ月後にその誤解を証明する準備ができています。もし興味があれば、よりお互いを理解するために面接を行うことを歓迎しています。きっと後悔させないことをお約束します。」

starxoが脱退したKOIのロスターは以下になります。

•  Bogdan "Sheydos" Naumov
•  Grzegorz "GRUBINHO" Ryczko
•  Kamil "kamo" Frąckowiak
•  Tobias "ShadoW" Flodström
•  André "BARBARR" Möller（ヘッドコーチ）
•  Marcos "aer0z" Ochoa（アシスタントコーチ）
•  Tyler "Bambino" Jay（アナリスト）