FNATICがDomaと契約終了を発表

FNATICに所属したDomaは8月30日、同チームと契約を終了したことを発表しました。ロールはイニシエーター、フレックス、すべての地域を対象に移籍金が発生しないリーエージェントとして新たな所属先を模索します。

My contract with @FNATIC has ended meaning I'm looking for offers to compete in any region
Role: Initiator / flex
References: @LeaderVALO @dav1csgo @coach_spin @minijake_ @CoJoPM

Extremely thankful I got to go to champions and be with FNC again and I wish them all the best 🫡

— Doma (@domaVALORANT) August 30, 2024

現在21歳のDomaは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年8月にFNATICの前身となるアマチュアチームのSUMN FCに加入し、First Strike EUで準優勝、Red Bull Home Ground 2020で4位入賞を達成。そして2021年2月に当時のメンバーでFNATICに加入を発表しました。

FNATICでは複数のヨーロッパ大会での上位入賞を始め、VCT 2021 Stage 2 Mastersで準優勝、VALORANT Champions 2021への出場を達成しますが、2022年1月に契約終了が発表。その後はTENSTAR、MAD Lionsなどヨーロッパの中堅チームを渡り歩きますが、浮き沈みあるシーズンを過ごしました。

そして2023年2月、インドのVelocity Gamingに加入を発表。自身初となるアジアシーンながらインドや東南アジアの強豪選手たちと競り合うも、VCL 2023 India Split 1では6位、Split 2では8位で終了となりアセンショントーナメントには届きませんでした。また2023年12月にはトルコのDigital Athleticsに合流するも、VCL 2024 Turkey Split 1では9位に終わり、今年5月に契約終了が発表されました。

今年7月にはFNATICに約2年半年ぶりに加入。6人目のサブメンバーとして加入し、公式戦への出場機会はなかったものの、韓国で行われたVALORANT Champions 2024に同行しチームの6位入賞を見届けました。幅広いエージェントプール、そして北欧やスペイン、インド、トルコなどさまざまなシーンでの経験を持つDomaですが、今後の活躍に注目が集まります。