Wo0t「Booがある日『俺はフェイドが好きなんだけど、君はオーメンが好きだよね？役割を変えようか』と相談してきたんだ」

韓国では現在、世界大会王者をかけたVALORANT Champions 2024が開催中。昨日行われたグループステージ初戦ではFunPlus Phoenixに勝利を収めたTeam Hereticsですが、同チームに所属するBooとWo0tが役割を入れ替えた理由を記者会見で語りました。

Team HereticsはBooがコントローラー、Wo0tがイニシエーターを本来担当していますが、昨日のFunPlus Phoenix戦の3マップ目ロータスではBooがフェイド、Wo0tがオーメンを担当し、世界大会初戦ながら1マップ目、2マップ目と役割が異なるエージェント構成を披露しました。

試合はオーバータイムの末15-13で勝利を収め、最終結果2-1でTeam Hereticsが白星を勝ち取りましたが、勝敗を分かつ最終マップで役割を入れ替えた理由について、Booは昨年までイニシエーターをプレイしていたため、その方が選手らが快適にプレイできるかもしれないと感じたと記者会見で語りました。

「正直なところ、主な理由は『なぜ今まで入れ替えていなかったのだろう』ということでした。AvovAが所属していた昨年は彼がスモークだったため、私がフェイドを担当していましたが、それがとても楽しかったのです。チームとしてもその方が快適にプレイできるかもしれないと感じ、試してみようと思いました。Wo0tは以前からオーメンをプレイしていたため、結果うまくいきました。」

また、デュエリスト、イニシエーターに続き、コントローラーのオーメンでも安定したパフォーマンスを披露したWo0tですが、記者会見で同じ質問を問われた際に以下のように回答。Booの相談に二つ返事で返し、イニシエーターとコントローラーを入れ替えることを承諾したことを明かしました。

「Booがある日『俺はフェイドが好きなんだけど、君はオーメンが好きだよね？役割を変えようか』と相談してきました。そこで私は『そうだね、変えよう』と返しました。それがきっかけです。実際スクリムで試してみたらうまくいきました。公式戦でも試してみたら、今回うまくいきました。」

「試合は接戦でしたが、役割を入れ替えたことによるものではないと思います。今回の変更でより楽しく、より深みが増したと感じています。恐らく対戦相手にとっては、私たちが役割を交代できると知ったことで、より怖いチームに感じることでしょう。」

グループステージBの1回戦でFunPlus Phoenixに勝利を収めたTeam Hereticsは次戦、プレイオフ進出をかけ韓国のGen.Gと対戦予定。前世界大会のVCT 2024 Masters Shanghaiの決勝で惜しくも敗れた相手ですが、リベンジを果たすことはできるでしょうか。8月6日の試合に注目が集まります。