Mildomが2024年9月1日でサービス終了を発表、大会開催やチームスポンサードでVALORANTの競技シーン黎明期の盛り上げに寄与

DouYu Japanは8月19日、ライブ配信プラットフォームのMildomを2024年9月1日をもってサービスを終了することを発表しました。Xの声明では「今までMildomをご愛顧いただきました皆様に、心より御礼申し上げるとともに、突然のご案内となりますことを深くお詫び申し上げます」と綴りました。

このたび、『Mildom』は2024年9月1日をもちまして、サービスの提供を終了させていただくこととなりました。
今までMildomをご愛顧いただきました皆様に、心より御礼申し上げるとともに、突然のご案内となりますことを深くお詫び申し上げます。

— Mildom(ミルダム)【公式】 (@Mildom_Official) August 19, 2024

Mildomは、中国の大手ライブ配信プラットフォームを運営するDouyuと三井物産により2019年に設立された日本向けのライブ配信サービス。日本の配信サービス初の時給制を導入しており、当初は2019年12月31日までに審査に通過した配信者に報酬として時給500円を支払っていました。

初期はゲーム配信やeスポーツに力を入れており、2020年8月～10月にはVALORANTの招待生オンライン大会VALORANT Mildom Mastersを開催。Absolute JUPITER（現在のZETA DIVISION）をはじめ、REJECT、FAV gaming、CAG、SCARZ、Sengoku Gamingなどを招待し、リリースされたばかりであったVALORANTの競技シーンの盛り上げに大きく貢献しました。

また、2020年にはAbsolute JUPITERの6名をはじめ、SCARZ、REJECT、Sengoku Gaming、CAGなどと配信独占契約を締結。リリース初期にVALORANTの競技シーンに参戦したチームを資金的な面で支えてきました。8月26日をもってコインの販売やアカウントの新規登録、ファンクラブ新規加入が停止となり、9月1日午前0時にサービスが提供となります。