alecks「君がいれば、Masters Madrid、Shanghaiでも優勝することができたよ」CGRSとの掛け合いが話題に

韓国で開催されたVALORANT Champions 2024ではグループステージ敗退に終わったPaper Rexですが、今大会の決勝のウォッチパーティー中のヘッドコーチのalecksと元チームメイトのCGRSの会話が話題を集めています。

決勝ではタイのストリーマーとともに現地でウォッチパーティーを行っていたCGRSですが、配信中にalecksが乱入。alecksは当時の思い出を振り返りながら、CGRSが昨年脱退したことで今年ソーヴァを担当する選手がいなかったことを言及。CGRSがチームに残っていれば、今年の国際大会で優勝することができたかもしれないと笑いながら話しました。

「今年チーム内で発生していた問題を教えます。実はソーヴァを使う選手がいませんでした。誰もソーヴァをプレイしたがりませんでした。嘘じゃないです。本当です。君がMiTHに戻ったせいで、ソーヴァの担当がいなくなりました。君がまだチームにいれば、Masters Madrid、Shanghaiでもきっと優勝することができました。」

これに対し、CGRSは「去年はゲッコーを使う選手を探していたのに、今年はソーヴァの選手を探していたのでしょうか？」と驚きながら問いかけ、alecksは「そうです。ブリーズでもソーヴァを使いたがる選手がいませんでした。きっとこれは運命みたいなものです。ただ、今君が戻ってきても、もうマッププールにブリーズはもうありません」と微笑みながら返しました。

現在28歳のCGRSは、CS:GO、PUBG、Apex Legends、Overwatchなど多数のタイトルでプロ経験を持つタイの人気選手。実力もさることながら、YouTubeのチャンネル登録者数は70.4万人、Twitchのフォロワー数は33.1万人、Instagramのフォロワー数は23.3万人とストリーマーとしても高い人気を誇ります。

VALORANTの競技シーンには2021年に参入し、翌年10月にPaper Rexの6人目の選手として加入。ビザ問題により日本への渡航が叶わなかったsomethingに代わり出場したVCT 2023 Masters Tokyoでは練習期間が10日ほどしかなかったながら、見事3位入賞を収め大会を盛り上げました。昨年9月に契約終了後は、CS:GO時代に在籍していたMiTHに加入。惜しくもアセンショントーナメント出場には届かなったものの、VCL 2024 Thai Split 1では準優勝、Split 2では優勝を収めました。