alecks「1マップリードしている時に負けたくないとリスクを減らそうとした結果、敵に読まれやすい慎重なプレイになってしまった」

韓国で開催中のVALORANT Champions 2024のグループステージ最終戦でEDward Gamingに惜しくも1-2で敗れプレイオフ進出に届かなかったPaper Rexですが、同チームに所属する選手らが記者会見で試合を振り返りました。

1マップ目のアイスボックスでは良いスタートを切りましたが、2マップ目、3マップ目と調子を崩しました。チーム内でどのような問題が発生したのでしょうか？

alecks：今年は同じような状況の試合が多かったです。1マップ目は勝利できるものの、2マップ目から慎重に、もしくはアグレッシブにプレイしてしまいます。今回は慎重になりすぎてしまいました。1マップリードしている時に負けたくないとリスクを減らそうとした結果、敵に読まれやすい慎重なプレイになってしまったと思います。普段ならしないようなミスを何度もしてしまいました。サンセットはベストパフォーマンスとは言えませんでした。

その後、EDward Gamingは勢いにのり、ロータスでは私たちがこれまで敵対したことがないエージェント構成で臨んできました。もちろん研究はしていましたが、初めての対戦で対処することはできませんでした。その結果、これまで並べてきたドミノが次々と倒れていきました。

ロータスではVCT 2024 Masters Shanghaiから使用していなかった構成を採用しました。その理由は何だったのでしょうか？

alecks：スクリムでは上手くいっていた構成だったため、採用しました。しかし、どちらにせよ結果は同じだったと思います。問題はエージェント構成ではなく、メンタル面で負けていたことです。普段ならしないようなミスをたくさんしていました。私たちには守るべき決まりがあるのですが、それが守られていませんでした。サンセットでは慎重になりすぎ、ロータスではアグレッシブになりすぎていました。

今年一番学んだことは何でしょうか？

d4v41：昨年に比べて多くのチームが良くなっていると思います。去年は作戦を読むことが簡単で、そこを突くことができれば勝てました。今年は全てのチームが良くなっていると思います。

EDward Gamingと対戦するのは今回で6回目でしたが、今回直面した問題は何だったのでしょうか？

f0rsakeN：前回の対戦では私たちの方が良いチームでしたが、今回は彼らが上回っていました。彼らのプレイスタイルにプレッシャーを感じてしまいました。ロータスでは敵の作戦に多く引っかかってしまい、それに対処することができませんでした。彼らは非常に強力なチームで、中国も強力な地域です。今日の彼らは本当に素晴らしいパフォーマンスでした。

今年競技シーンに復帰した感想とシーズン全体を振り返っての自身の評価をお聞かせください。

Jinggg：復帰できたことは本当に嬉しいです。しかし、結果としては私たちが望んでいた結果は得られませんでした。全ての国際大会の出場権を得たものの、より良いプレイができたはずでした。今年は私たちの年ではありませんでした。