「オフシーズンに賞金50万レアル (約1,300万円) の大会を開催したい」南米の実業家が低迷続くブラジルシーンに呼びかけ

チャレンジャーズリーグの視聴率低迷や相次ぐVALORANT部門の解散など様々な問題が発生するブラジルの競技シーンですが、Hero Baseのeスポーツ責任者を務めるLuishow氏がコミュニティを活性化させるためにオフシーズンに高額賞金の大会を開催する意向を自身のXで表明しました。

「VALORANTのコミュニティの皆さん、Riot Gamesがもし許可を下ろしてくれれば、私の会社を用いてオフシーズンに賞金総額50万レアル（約1,300万円）の大会を開催したいと思います。ただし、これは私の力だけでできることではありません。アイデアとしてはリーグチームとチャレンジャーズで戦うチームが一堂に会する、オフシーズン限定のブラジル全国大会のようなものです。」

「VALORANTの大型大会のように売り上げが多ければ多いほど賞金が上がるような、コミュニティと結び付けることで賞金総額の底上げも行えるかもしれません。ウォッチパーティーを行うストリーマー、大会を求める選手、投資家からの援助が欲しいチームなど全員が恩恵を受けるシステムを作りたいと思います。MVPについてもすでに考えています。」

Na verdade pode ser um campeonato que vai ter premiação infinita com interação da comunidade, quando mais vendas realizadas mais sobe a premiação igual é feito dentro dos major ✌🏼

— LuiShow (@luishowgg) August 27, 2024

Luishow氏は、INTZ、Stars Horizon、The Unionなどブラジルの大手チームに携わってきたブラジルのeスポーツシーンの権威。現在はYouTubeのチャンネル登録者数120万人を誇る人気チームのHero Baseのeスポーツ責任者を務め、FortniteやVALORANT部門の運営に関わってきました。

現時点で計画がどの程度進行しているかは不明ですが、もし開催が実現した場合、ブラジルからインターナショナルリーグで戦うLOUD、FURIA、MIBRに加え、チャレンジャーズリーグで活躍するRED Canids、TBK Esports、Hero Base、Legacyなどが集うブラジル国内の大規模な大会が開催されるかもしれません。

日本で例えると、インターナショナルリーグからZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMe、チャンレジャーズリーグからRIDDLE、FENNEL、Sengoku Gaming、SCARZ、MURASH GAMING、FAV gaming、REJECTなどが出場する夢のような大会ですが、今後の動向に注目が集まります。