T1「Rossy」がLFTを表明

T1に所属するRossyは7月21日、自身のXでLFTを表明しました。イニシエーターとフレックスが対応可能とし、アメリカリーグからのオファーを優先するも、ヨーロッパやパシフィックのチームからも受け付けるとしています。

「T1から来シーズンに向けて他チームでプレイする許可を得ました。彼らからチャンスが巡ってきた私は本当に恵まれていますし、メンバーは永遠の家族です。間もなく契約が終了すると思うため、移籍金が発生する制限付きフリーエージェントの期間は短いと思います。」

「私はすべてのイニシエーターとフレックス（デュエリストを除く全エージェントができます）が得意です。声を出すこともできるし、IGLにも前向きに取り組むことができます。アメリカリーグのオファーを一番に優先しますが、ヨーロッパやパシフィックのチームからも受け付けています。」

Looking for Team

T1 has allowed me to look to play for other teams heading into the next season. I am truly blessed for the opportunity they gave me and they are family to me forever. They will be terminating my contract very soon so I will not be a restricted F/A very long.…

— T1 Danny (@RossyUA) July 21, 2024

現在21歳のRossyは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。Immortals、TSM、FaZeなど北米のトップチームで活動し、昨シーズンはTurtle Troop（旧ゼニガメ団）のメンバーとして活動。VCL 2023 NA Split 2では大会唯一のアマチュアチームながら12チーム中7位の結果を残しました。

そして昨年11月、T1に加入を発表。初参戦となるアジアシーンながらVCT 2024 KICK-OFFで4位入賞を収め、Stage 1では見事3位を達成。自身初となる国際大会のVCT 2024 Masters Shanghaiへの出場を果たしました。Stage 2ではStaxの加入に伴いシーズン中盤からロスターから離脱するも、会場や練習ルームからチームを盛り上げました。

Rossyはアストラやヴァイパー、ブリーチ、サイファー、ソーヴァ、キルジョイなど幅広いエージェントを得意とすることで知られ、公式戦では計15エージェントを披露。キャリアを通してイニシエーターのK/Dは1.10、コントローラーは1.06、センチネルでは1.19と全ロールで安定したパフォーマンスを発揮し、イニシエーターやフレックスとしてチームを支え続けました。