Gen.Gコーチ「『また優勝を逃してしまうのか』と頭によぎった。そして、選手たちに後悔のない試合をするように話した。自分のプレイに自信を持ち、大胆にプレイしなさいと。」

中国で開催されたVCT 2024 Masters Shanghaiの決勝でTeam Hereteicsを3-2で破りパシフィックリーグ初となる優勝を勝ち取ったGen.Gですが、同チームに所属する選手らが試合後に行われた記者会見で今大会を振り返りました。以下、一部抜粋したコメントを引用しています。

solo：1マップ目は想定通り進みました。相手の苦手マップがブリーズであることを知っていたため、楽に取ることができました。しかし、それ以降のマップで徐々に押され気味となり、まるで別のチームと試合をしているかのように感じました。『また優勝を逃してしまうのか』といったことが瞬間的に頭によぎりました。

しかし、4マップ目のロータスでは選手たちに後悔のない試合をするように話しました。もっと自分のプレイに自信を持ち、大胆にプレイしなさいと。そのおかげで本来のプレイを取り戻し、4マップ、5マップと勝ち切り優勝することができました。選手として優勝したときの感情は忘れられませんが、コーチとして優勝した時の感情はまた違います。気分としては今の方が良いです。

今大会を振り返ってみると、スイスステージで中国チームのFunPlus Phoenixと対戦したときが最もプレッシャーがかかった試合だと思います。敵チームのホームで戦うといったこともあり、一番大変な試合だったなと印象に残っています。その山場を上手く乗り越えることが優勝に繋がったと思います。

t3xture：私の選手人生でまた取れるかどうかわからに成績を収めることができました。VALORANT Champions 2024でも優勝できるかもしれませんが、トロフィーを手にするためには実力も運も必要です。この運が一生続いてほしいと思います。

Munchkin：パシフィックリーグ初の優勝を成し遂げることができ、とても嬉しく誇りに思います。私たちが優勝できたのはコーチたちの功績が大きいです。私たちチームは集まった時点で個々のエイムが優れた選手が集まっていたため、あとはチーム連携をうまく合わせるだけだったのです。コーチがチームとしての意思疎通、そして私たちが自信あるプレイをできようサポートしてくれたことが優勝に繋がったと思います。

今回優勝を収めることができましたが、まだ始まりだと思っています。VALORANTの競技シーンでまだ達成されていない記録を作り続けることが私たちの目標です。今の目標は今年8月に韓国で開催予定のVALORANT Champions 2024で優勝することです。そこでトロフィーを掲げたいです。

Lakia：長く辛かった時期が過ぎました。私の選手人生には多くの浮き沈みがあったと思いますが、今回優勝することができて本当に幸せです。これからもっと頑張り、幸運が続くように努力したいです。

Karon：私たちが優勝を収めたことで、パシフィックリーグと韓国の強さを示すことができたと思います。パシフィックリーグの強さを世界に証明することができたため、今年のVALORANT Champions 2024では私たちや他のアジアチームをいつも以上に警戒する必要があると思います。