PRXコーチ「ゲッコーメタを作ったのは、CGRSだ」

韓国で開催中のVCT PACIFIC 2024 Stage 1にてグループステージ2勝0敗と幸先良いスタートを切ったPaper Rexですが、同チームのコーチを務めるalecksが現在は競技シーンの主流となったゲッコーについて本配信のインタビューで言及しました。

昨年のVCT PACIFIC 2023ではアイスボックスでゲッコーを選択し、コミュニティでは"トロールピック"として大きな話題を集めたPaper Rex。当時リリースされたばかりでほとんどのチームが起用していなかったエージェントだった一方で、現在はイニシエーター枠の主流となったゲッコーですが、alecksは当時をこう振り返りました。

「あのエージェント構成はトロールではありません。当時、サブメンバーとしてチームに在籍していたCGRSに1試合だけ試合に出場できると約束しました。そしてもうじきマッププールから外れることが決定していたアイスボックスを彼に任せました。そして彼は5週間それを練習してきました。」

「（キャスターから問われた『当時からゲッコーがメタになることは既に分かっていたんですね』の質問に対し、）そうですね。分かっていました。しかし、ゲッコーのメタを作ったのは私ではありません。CGRSです。彼が世界にゲッコーメタを広めたのです。」

今年2月に開催されたVCT PACIFIC 2024 KICK-OFFではトリプルデュエリストなど一風変わった構成を採用したPaper Rexですが、d4v41は先日のインタビューで「VCT PACIFIC 2024はすべての試合で勝利することが重要のため、変わった作戦は用意していません」と、チャンピオンシップポイント獲得のため堅実な作戦で試合に臨むことを明かしていました。

復帰したJingggとsomethingの2デュエリスト構成を除き、一般的なエージェント構成とフィジカルの高さで他チームに差を付けるPaper Rexですが、無敗でプレイオフに進むことはできるでしょうか。Paper Rexは次戦、明日4月21日にTeam Secretと対戦予定です。