DRXコーチ「大会前は何も準備ができていなかった。1～2勝できれば奇跡だと思っていたが、まさか全勝できるとは思わなかった。」

韓国で開催中のVCT PACIFIC 2024 Stage 1にてグループステージ5勝0敗で見事プレイオフ進出を果たしたDRXですが、同チームのコーチを務めるtermiが昨日のBleed Esports戦後の記者会見でグループステージを振り返りました。

グループステージではTeam Secret、Global Esports、T1、Gen.G、Bleed Esoprtsを下しパシフィックリーグ唯一の全勝チームとなったDRXですが、termiは記者会見で「5連勝を果たし、プレイオフを1位通過でき本当に嬉しいです。大会前およびグループステージが始まったときは何も準備ができていませんでした。1～2勝できれば奇跡だと思っていましたが、まさか全勝できるとは思っていませんでした」とグループステージを振り返りました。

なおグループステージでは全勝を達成したものの、termiは「チームの内部的にはまだ足りない部分があります。より強固なチームに作り上げる必要があります。プレイオフに向けて準備すべきこともまだありますし、様々な部分を調整していきたいと思います」とプレイオフに向けた意気込みを見せました。

また、プレイオフで対戦したいチームについて問われた際、termiは「Paper Rexです。昨年のパシフィックリーグ決勝戦のBO5では勝ち、勝ち、負け、負け、負けと逆転負けしてしまいました。今回もPaper Rexが上がってくる可能性が高いと思いますので、リベンジを果たしたいです。彼らは試合ごとにプレイスタイルが大きく変わるため、どれだけ事前に研究できるか分かりませんが、次は勝つことができると思います」と語りました。

インタビューの最後では「グループステージが開幕した時は、直前のメンバー変更も有りファンの方々に大変ご心配をかけたと思います。私たちも同じ気持ちでした。これからも一緒に成長していく私たちの様子を見守って下さると幸いです。まだパシフィックリーグで優勝したことはないため、もう少しだけ見守って下さると助かります」と締めくくりました。