d4v41「Jingggが復帰して練習できた期間は、たった4日のみだった」

韓国では現在、Masters Shanghaiの出場をかけたVCT PACIFIC 2024 Stage 1が開催中。昨日行われたT1戦では2-0で見事勝利を収めたPaper Rexですが、同チームに所属するd4v41がJingggの復帰やT1戦をSportskeedaのインタビューで振り返りました。

T1への勝利、おめでとうございます。現在の率直な感想を教えてください。

少し不安定な試合だったと思いますが、Jingggの復帰戦で勝つことができ本当に嬉しいです。彼とプレイすること自体が久しぶりだったため、少し不安定な試合になることは予想していました。小さなミスがかなりありましたが、結果的には満足しています。

VCT PACIFIC 2024 KICK-OFFでは2位、VCT 2024 Masters Madridでは3位を収められましたが、この結果について個人的にどう思いますか？

チャンピオンシップポイントを逃したこと以外、特に悪い点はないと思います。結果に満足しています。

Jingggの復帰に加え、Masters Madridの後に休暇を挟んだことを考慮すると、練習期間は短かったように感じられます。十分な練習時間はありましたか？

現時点ではまだ十分に準備できているとは言えません。Masters Madridの後に休暇があったため、練習できた期間で言うと1週間もありませんでした。Jingggが復帰してから練習できた期間は、たった4日のみでした。

T1戦のロータスでは接戦の末に13-10で勝利を収めましたが、VCT 2024 Masters Madridでは1勝もできないマップでした。T1がピックしてきたロータスでしたが、何か変化はあったのでしょうか？

ロータスは得意マップの1つです。攻撃側では少し不安定な面もありますが、私たちのお気に入りのマップの1つです。フラクチャーとパールが削除された後の私たちのピックマップでもあります。

サンセットがマッププールに入る前はロータスを好んでピックしていましたが、現在はサンセットをよくピックしています。私たちはロータスが得意で、今回の勝利もその実力が反映されているのだと思います。

スカイは以前のパッチで大幅に弱体化されましたが、Paper Rexはサンセット以外のマップで今も起用し続けています。何か特別な理由があるのでしょうか？

少しだけお話しすると、VCT PACIFIC 2024 Stage 1はすべての試合で勝利することが重要です（1勝するたびにチャンピオンシップポイントが入るため）。そのため、特に変わった作戦などはしていません。

今のところ野心的な作戦などはしておらず、ただシナジーを再調整することを意識しています。今大会では変わった作戦などはあまり出ないでしょう。

Paper Rexは固定のIGLがいないことで知られていますが、マップによって発言力の違いなどあるのでしょうか？

マップによると思います。マップごとに誰が話すといったことは特に決めていませんが、各選手お気に入りのマップがあります。そのため、理解力が高いマップでは自然と発言が多くなると思います。

ちなみに私はよくスカイをプレイしていますが、チーム構成の仲介役のようになることが多いため、ロータスでは意見や作戦の提案などをいつもより多く話しているような気がします。

次の対戦相手はGen.Gです。シーズン序盤から既にライバル関係を築いていますが、Jingggの復帰も踏まえ現在はどのように考えていますか？

Jingggが帰ってきたことはもちろん嬉しいですが、Gen.Gも非常に強力なチームです。しかし、今の彼らは新婚旅行に行っているような感じだと思います（新しいメンバーで注目を浴びているような意味合い）。

彼らを止めることができるのは、恐らく私たちだけだと思いますが、自分たちに過度な期待をかけるつもりはありません。ただベストを尽くして彼らを倒すつもりですが、Gen.Gは恐らく今パシフィックリーグで一番強いチームだと思うため、難しい戦いになると思います。

チームを応援するファンに向けて一言お願いいたします。

いつも応援してくれてありがとうございます。会場に来てくれたファンの皆さんもいつもありがとうございます。皆さんのファンボードが大好きです。これからの試合でもまた会えることを願っています。ありがとうございました。