「Bleed Esports」に「Zest / Retla」が正式加入

シンガポールを拠点に活動するeスポーツチームBleed Esportsは3月8日、VALORANT部門にZest、Retlaが加入したことを発表しました。昨日離脱を発表したcrazyguy、Egoistに代わり、ロスターに参戦します。

We're excited to introduce @Zestvlrt and welcome @FkRetla back into the fold.

Their addition signals a new era for our team, one filled with fresh opportunities and renewed determination.#GOBLEED🩸 pic.twitter.com/IE7EoYg0uO
— BLEED Esports (@ggBleed) March 7, 2024

現在23歳のZestは、2017年にCS:GOの競技シーンに参入（当時の選手名はSeokE）。MVP Academy、GOSUなど韓国チームでプレイし、HSK、Stax、Lakia、xeta、Jinxなど現在もVALORANTのシーンで活躍する選手らとともに経験を積みました。

そして2020年、VALORANTの競技シーン移行を発表。同年6月にVision Strikers（現DRX）へ加入し、公式戦102連勝などシーン黎明期からアジアシーンで活躍。一時は健康上の理由から休養を取るも、2022年に復帰後はVCT 2022 Masters、VALORANT Champions 2022への出場を達成。昨年はVCT 2023 LOCK//INで4位、VCT PACIFIC 2023では準優勝を収め、Masters Tokyo、VALORANT Champions 2023に出場を果たしました。

また、Retlaは2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年7月にPaper Rexに加入しキャリアをスタートしました。2022年にはBleed Esportsに移籍し、Skyesports SEA Championship、TEC Challenger Series 9で優勝を達成。しかし2022年12月に契約終了が発表され、以降約1年はアマチュアチームで経験を重ねました。

Retlaはキルジョイやサイファー、ヴァイパーなどセンチネルからサブコントローラーまで得意とすることで知られ、サイファーのK/Dは1.26、キルジョイは1.11、ヴァイパーは1.23を記録するなど堅実なパフォーマンスを披露。またレイナやジェットも得意とするなど幅広いエージェントプールでチームを支えました。

新たに2人が加入したBleed Esportsのロスターは以下になります。チームは来月開催予定のVCT PACIFIC 2024 Stage 1に出場予定です。