f0rsakeN「様々なエージェント構成を試すのは好きだ。しかし、Mastersではバランスの取れた戦略が必要だと感じた。」

約1週間にわたり韓国で行われたVCT PACIFIC 2024 KICK-OFFの決勝でGen.Gに敗れ惜しくも準優勝に終わったPaper Rexですが、メンバーそれぞれが今大会の振り返りを記者会見で語りました。

試合を終えた感想を教えてください。

alecks：選手たちは最善を尽くしたと思います。

今大会で敗退したチームの中で、最も活躍が期待できるチームを教えてください。

alecks：T1は大会を通して成長し続けていたため、今後に要注目です。

Masters Madridに向けて修正すべき点などありましたか？

alecks：今はメタを読むことが難しい時期です。今大会では少し無理なエージェント構成も試してみましたが、修正する必要があると思いました。別の構成を検討します。

3マップ目のロータスは11-13と接戦でした。足りない部分は何だったのでしょうか。

d4v41：取るべきラウンドを2回も落としてしまいました。そのラウンドを取ることができていたら、ロータスは勝利していたと思います。

Masters Madridで対戦したいチームを教えてください。

Monyet：NRGです。昨年の世界大会でMVPに選出されたDemon1と対戦してみたいです。

いつもと違った守備的なプレイも見られましたが、何か問題があったのでしょうか？

alecks：アグレッシブすぎるラウンドもあれば、あまりにも守備的なラウンドもあったと思います。そのバランスが問題だったのでしょう。

チームとしての改善が必要でしょうか？それとも現状維持で世界大会に臨みますか？

f0rsakeN：少しは改善が必要だと思います。様々なエージェント構成を試してみるのも好きですが、Masters Madridではバランスの取れた戦略が必要だと感じました。

ピックマップのバインドでは開幕から4ラウンドの連取を許し、流れが変わったように見えました。この流れが敗因に繋がったと感じていますか？

alecks：間違いなく影響していると思います。ピストルラウンドを許してしまうと、試合の流れは相手に持っていかれる場合が多いです。試合の状況次第では逆転は難しいでしょう。

新加入のMonyetの評価を教えてください。

alecks：まだ時間が必要だと思います。若い選手ですが、プレッシャーのかかるポジションを担当してもらっています。練習を重ねながら、一緒に成長していければと思います。

今大会から学んだことを教えてください。

alecks：パシフィックリーグは良い立ち位置にあると思います。Gen.Gが高いパフォーマンスを見せてくれたことで、リーグ全体の競争力が上がりました。

今大会は非常に面白い大会でしたが、プレイオフがシングルエリミネーション形式だったため、準備が難しい面がありました。しかし、トリプルデュエリストといった試みが上手くいったため、良い経験にはなったと思います。

トリプルデュエリストは新しいメタになると思いますか？それともPRX専用の戦術となるでしょうか？

f0rsakeN：1週間前に練習を始めたばかりの構成でしたが、上手くいってよかったです。もしかしたら、今後4デュエリスト、5デュエリストといった構成も出てくるかもしれませんね（笑）。

mindfreak選手、something選手は敵の意表を突く選手として他チームから警戒されていました。今大会に向けどのような準備をしてきたのでしょうか？

mindfreak：結局決勝で負けてしまったため、そういった選手と認識されるのは何とも言えません。プレイについては準備したものを上手にやるといったことを意識しているだけで、特別なことを用意していたわけではありません。

something：対戦相手が私たちを高く評価してくれているということは、私たちにとって有利な点だと思います。

Masters Madridへの意気込みを教えてください。

alecks：少し休みを挟み、決勝戦を振り返りたいと思います。そこで得た反省を活かし、次の大会ではより良い姿をお見せできればと思います。