韓国のeスポーツチームDRXに所属するMaKoのインタビューがDAILY E-SPORTSより公開されています。インタビューでは昨シーズンの後悔や6人体制、燃え尽き症候群について語りました。以下、記事より一部抜粋した文章を引用しています。
MaKoは名実共に韓国最高の選手の1人だ。ファンからは「世界最高のスモーク使い」、「DRXの最後の砦」などと呼ばれており、彼が如何に信頼と信用を得ているかが分かる。昨年はVCT PACIFIC 2023のレギュラーシーズンで1位通過を果たし、MaKoはMVPに選出された。彼は自身の実力を証明したのだ。
しかし彼は、シーズンを笑顔で終えることはできなかった。レギュラーシーズンは1位で通過したものの、プレイオフ決勝ではPaper Rexに敗れ優勝を逃した。また、国際大会のMastersでは8位、Championsでは6位に終わった。VALORANT Champions 2022では3位で終え、「来年は絶対に優勝する」と誓ったDRXにとって、満足いかない結果だった。
MaKoもその過程で苦しんだ1人だった。レギュラーシーズンでは圧巻のパフォーマンスを披露した一方、それ以降はチームを勝利に導くことはできなかった。そして1年を終え、DRXはロスターの変更を行った。Vision Strikers時代から共に戦ってきたRb、Zestが離脱した。そこで昨シーズンの反省と今シーズンの期待をMaKoに伺った。
2023年、後悔しか残らなかった
MaKoは、2023年は個人的に後悔することが多く、チーム的にも難しい状況だったと答える。彼は昨年のDRXについて「全面的に厳しいシーズンでした。いつか訪れるはずの問題が遂に訪れたといった感じでした」と話した。
具体的な問題について、MaKoは6人ロスターを原因として挙げた。新加入のFoxy9と共にVCT PACIFIC 2023を戦ったが、Masters、Championsでは既存メンバーで試合に臨んだ。
MaKoは「多くのチームは6人目をサブにした実質的な5人体制でしたが、私たちはシーズン開幕から6人体制を取っていました。基本的には時間が経つにつれチームの安定度は増していきますが、常にメンバーの入れ替え、作戦の変更など行っていたことから、成長が遅くなったように感じました」と語った。
しかし、「成長が遅い」と話すにもかかわらず、レギュラーシーズンでは圧倒的な力を見せたことは事実だ。シーズン中の敗北はたった1回のみで、Paper Rex、T1といったライバルチームも圧倒していた。
この事実について、MaKoは「他チームは結成したばかりのロスターだったため、まだ安定感がないように感じました。プレイオフから他のチームも安定度が増してきたため、その時から勝つことが難しくなりました」と話す。
なお、MaKoがより悔しさを感じるのは、チーム全体より個人パフォーマンスの部分だった。
彼は「個人的に後悔が残るシーズンでした。敗北に対する悔しさ、自分自身が最善を尽くせなかった悔しさが残っています。結果も満足いくものではありませんでした。その中でも一番大きかったものが、個人練習に対する悔しさです。昨年を振り返ってみると、練習を頑張れず放心状態になっていた時期がありました」と振り返った。
また「燃え尽き症候群は何かを成し遂げた人が感じる感情です。しかし私は何も成し遂げられていないし、それを感じるほど選手を長くやっているわけでもありません。それでも迷走するようになったのは、燃え尽きというより、満腹感といった表現の方が正しいかもしれません」と付け加えた。
最も後悔した大会については、VALORANT Champions 2023を挙げた。死のグループステージを突破しプレイオフに進出したものの、Evil Geniuses、FNATICに敗れ結果は6位だった。
当時の事について、MaKoは「グループステージを突破した時、『今年こそは絶対優勝できる』と思いました。しかしプレイオフに進むと、元のDRXに戻りました。そのため、プレイオフでは気持ちも折れてしまいました」と話した。
「経験を積む」という言葉は言い訳に過ぎない
MaKoはインタビューの中で「元のDRX」という言葉を否定的な意味で使用していた。その意味を質問したところ、彼は「準備してきたことをただやる、これまでやってきたことをただ繰り返すような感じです。何か変化を加える必要がありましたが、ラウンドをひっくり返すような変化はできませんでした。一部で私たちは爆発力がないと評価されていますが、そういったところから来ているのでしょう」と話す。
先日にDRXはRb、Zestと契約を終了し、育成部門からFlashbackを迎え入れた大幅なロスター変更を行った。今回の動きについて、MaKoは「深くは話せませんが、仕方ない変更だと思います。次々と続く失敗から考えた変更です」と説明した。
また「Rb、Zestの2人とは短い付き合いではありません。そのため、非常に残念なことも事実です。世界大会で優勝し、共にトロフィーを掲げることができれば結果はどうなっていただろうか、といった思いが残ります」と話した。
新しい選手たちと共に戦う来シーズンの彼の目標は、やはり優勝の1つだ。確固たる目標を掲げるMaKoは「経験を積むという言葉自体、半分が言い訳に過ぎないと思います。経験が重要でないわけではありませんが、それを積むのはレギュラーシーズンだけで十分だと思います。Masters、Championsで本来の実力を示さなければいけません」と語る。
MaKoは来シーズンのパシフィックリーグのトップ4について「Paper Rex、T1は固いと思います。yayを迎え入れたBleed Esportsも上位に入るでしょう。そして、私たち含む4チームが争う形になると思います」と予想する。また「各チームでメンバー変更が多い状況で、私たちのロスターはより強力だと感じます。2月に行われるキックオフでも6割の確率でMastersに進めると思います」と話す。
そして最後にMaKoは、ファンに感謝と謝罪を綴った。「昨年、皆さんに期待してもらったほどパフォーマンスを出せませんでした。とても反省していますし、これからはもっと頑張ります。今年は皆さんを失望させるのではなく、より攻撃的にプレイする予定です。アグレッシブに爆発力ある試合をお見せします。これからも応援のほど、よろしくお願いいたします」と締めくくった。
こいつら何年同じメンツで優勝出来てないのかな?笑
返信削除2021の最初期が
削除Rb,stax,glow,zest,king
NUTURNに負けた後のstage3から
Rb,stax,mako,Buzz,king(Masters以降はlakiaも追加)
2022から最近までは
Rb,stax,mako,Buzz,zest(2023からサブでFoxy9)
マジレスで草
削除こういうのはイキって馬鹿にしてるだけだから相手にしたら負けやで
Makoストイックだなぁ
返信削除MVPを取ってなお後悔か、プロフェッショナルだ
かっこよすぎる
返信削除かっこよすぎる
返信削除去年のDRX微妙だったよなぁって思ってたけど、冷静に考えるとスランプなのにチャンピオンズ6位はやばすぎるよな
返信削除ZETAかDFMが国際大会6位なんてとった時にはお祭り騒ぎだろ
一応3位取ってます...w
削除DRXのコーチ陣ずっと同じですごい
返信削除逆にそのtermiヘッドコーチとかを変えないと先に進めないみたいな意見は海外だとよく見かけるけどね
削除LoLみたいに優勝できない責任を取って自主退職して欲しい
削除次のコーチ探してくれ
かっけえ
返信削除DRXはよく軍隊みたいって言われてるけど、精神面からもう格が違いすぎる
返信削除ZETAとのウルトラガキバトル楽しみだぜ
返信削除経験の差ってベストパフォーマンスを出せるかどうかなだけな気がするわ。
返信削除>>yayを迎え入れたBleed Esportsも上位に入るでしょう。
返信削除ほんまか?MaKoが言うなら信じてええんか?
yayは選手からの評価高いんだろうな。楽しみ
削除がんばれ
返信削除菩薩の拳を会得したMako様
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