「Royal Never Give Up」VALORANT部門元マネージャーが給与未払いを告発、数百万円の未払いが発覚

　　　

先日開催されたVALORANT China Evolution Series Act 3では12位で終了したRoyal Never Give Up（RNG）ですが、VALORANT部門の元マネージャーを務めたCC氏が同チームからの給与未払いがあると自身のWeiboで告発しました。

同氏はWeiboで、月18,000元（約37万円）の給与を過去9ヵ月に渡り受け取っていないことを指摘。約340万円相当が支払われていない計算となります。また現時点で100,000元（約210万円）相当の契約金や紹介料も支払われておらず、口止め料として5,000元（約10万円）の支払いを提示されたと明かしました。

「11月25日、チーム側は他のマネージャーを通じて私に連絡を取り、5,000元で私を解雇しようとしました。本来支払うべきだった金額よりも非常に少ないです。そして彼らは、それを口止め料として支払うとしました。彼らのやり方には本当にうんざりします。これ以上騙される人を増やさないように、私は彼らの闇を暴いていきます。」

続けて同氏は、選手契約における違反行為があったと説明。同チームは今年2月、FGC Valorant Invitational 2023への出場に向けAAKと短期契約を結びましたが、書面上では2年間の契約だったことを指摘しました。

「本来、AAKは大会に出場するためのスタンドインとして契約しました。そのため、彼も深くは考えていなかったと話していました。発覚後、上司にも相談しましたが、短期契約といった返答で事実とは異なりました。」

そして今年8月にAAKはTYLOOに移籍し、現在も選手活動を続けています。現時点でTYLOOが移籍金を支払ったのか、契約中にもかかわらずチーム側は契約を破棄したのかは不明ですが、同氏は詳細を公開するよう求めています。

なお、現時点でRoyal Never Give Upは本件に関する声明は出していません。もし本件が事実なら、来年開幕する中国リーグのパートナーチーム選出にも大きな影響を与えると考えられますが、今後の動向に注目が集まります。