fRoD「LOUDに残りたかった。LOUDで戦い続けることを望んでいた。」

今年10月、LOUDからMIBRへ移籍を発表したfRoDですが、LOUDから退団した理由や母国アメリカから離れブラジルで活動を続ける理由をThe Elevated Esports Experienceのインタビューで語りました。

「実を言えば、昨年はbzkAと共にMIBRに加入する予定でした。しかし、ちょうどその時にLOUDからオファーが届き、その機会を逃すわけにはいかないとMIBRのオファーを蹴りました。bzkAには申し訳ない気持ちがありましたが、同時に彼は私の気持ちを理解してくれました。私の背中を押してくれました。彼のポジションを奪うなんて想像もしていませんでした。しかし彼はとても喜んでくれましたし、私はそのオファーを快く承諾しました。」

「そして今シーズンを走り抜けオフシーズンに入りましたが、正直に話すと、私は他チームからオファーを受けるつもりはありませんでした。単に私にオファーがなかったという訳ではなく、自らLFTを出さなかったのです。私の本音は、LOUDに残ることでした。LOUDと戦い続けることを望んでいました。私はチームメンバーとの関係が良好だと思っており、それが来シーズンも続くと思っていました。」

「しかし状況が変わり、私の契約は終了することになりました。LFTも出しておらず危機感を感じていましたが、当時bzkAと連絡を取っており、彼は『MIBRはコーチを募集しているよ』と話してくれました。そして連絡から24時間でMIBRと契約しました。」

「私を獲得したいチームは他にもあると思っていましたが、当時他チームに移籍する準備ができていませんでした。なぜなら、LOUDに残りたかったことが私の素直な気持ちだったためです。しかしそれが実現しないとなった時、昨年に同じチームで共に戦う予定であったbzkAと共に活動することに決めました。」

「私はブラジルが大好きです。また個人的な目標として、トリリンガルになることがあります。ここに残ることでポルトガル語を話す能力をさらに鍛えることができます。そのため、ブラジルチームで活動を継続することに決めました。」

「今シーズンでこの地域で実績を残せたと思いますし、みんな本当に良い人たちで親切であるため、良好な関係を築くことはできたと思います。特に私はキューバ系アメリカ人であるため、文化もマッチしていますし、ここが気に入っています。実は私の家族はあまり英語を話しません。スペイン語を話します。そのため、音楽や嗜好、食事、そういったものの雰囲気と同じなのです。」