「Cloud9」に「curry」がスタンドインで加入、ビザ問題により「wippie」が「Red Bull Home Ground」出場辞退

北米を拠点に活動するeスポーツチームCloud9は10月28日、VALORANT部門にcurryがスタンドインで加入することを発表しました。ビザの関係でRed Bull Home Ground 2024への出場が叶わなかったwippieに代わりロスターに参加します。

Expect the unexpected@currydtx is BACK pic.twitter.com/TqznNBO2m7
— Cloud9 VALORANT (@C9VAL) October 27, 2023

現在21歳のcurryは、2018年にCS:GOの競技シーンに参入。Rugratz、Triumph、Rebirth Esportsなど北米の中堅チームで活動し、ESEA Season 33 NAでの優勝、DreamHack Masters Winter 2020 NAでの4位入賞などを経験しました。

そして2021年にVALORANTの競技シーンへ転向を発表。同年2月にT1へ加入し、Skadoodle、DaZeD、Sayaplayer、autimatic、swag（brax）などベテラン選手らと活動しますが、VCT 2021、VCT 2022共に北米大会を突破できず国際大会出場には届きませんでした。

翌年5月にはCloud9へ移籍しますが、VCT 2022 Stage 2 NAではグループステージ敗退など低迷。4ヵ月後の2022年9月にベンチ入り、そして翌月に契約終了が発表されました。また約1年近く競技シーンに姿を見せていないcurryですが、現在はストリーマーとして活動中。Twitchのフォロワー数30万人を誇る人気ストリーマーとしてVALORANTの配信を行っています。

新たにcurryが加入したCloud9のロスターは以下になります。チームは来月3日に日本・東京で開幕するRed Bull Home Ground 2024に出場予定です。