「Cloud9」に「OXY / vanity / wippie」が新加入、新ヘッドコーチに「Immi」就任を発表

北米を拠点に活動するeスポーツチームCloud9は9月30日、VALORANT部門にOXY、vanity、wippieが加入したことを発表しました。また退任したヘッドコーチのmCeに代わり、新たにImmiが就任します。

Now arriving to Gate C9 at the Nearest Airport 👋@jakeeVAL @Xeppaaa @Lft_Oxy @wippiecs @Vanityxz @IanImmi pic.twitter.com/V0PzPgGdEH

— Cloud9 VALORANT (@C9VAL) September 29, 2023

現在24歳のvanityは、2016年にCS:GOの競技シーンに参入。eUnitedやChaosなど北米の中堅チームで活動した後、2021年にVALORANTの競技シーンへ転向。同年2月にVersion1に加入し、移行して僅か半年で世界大会VCT 2021 Stage 2 Masters出場を果たしました。

そして同年8月、IGLの腕が評価されCloud9に移籍。VCT 2021 NA LCQで優勝、VALORANT Champions 2021で8位入賞など果たしますが、2022年はVCTの北米大会で敗退など低迷。2022年9月にはVCTのパートナーチームに選出され、VCT 2023 LOCK//INに出場しますが、2回戦敗退で終了し大会終了後にチームから退団が発表されました。

また同じく24歳のwippieは、2018年からCS:GOの北米シーンで活動。2021年にVALORANT移行後はGhost Gaming、Version1、G2 Esportsと北米トップチームでプレイし、センチネルやコントローラーなど幅広いエージェントプールでチームを支えました。

3人目として加入したのOXYは、現在18歳の若手選手。2022年にVALORANTの競技シーンに参入し、アマチュアからセミプロシーンを席巻。期待の新人として昨年12月にG2 Esportsに加入し、VCL 2023 NA Split 1で3位、Face Offでは準優勝に貢献しますが、Challenger Playoffsは6位で終え、アセンション出場に惜しくも届きませんでした。

なお、キャリアを通してジェットのK/Dは1.26、チェンバーは1.33、レイナは1.37、チェンバーは1.33と高いスコアを記録。昨年末に加入したG2 Esoprtsが自身初の大手プロチームだったものの、堅実なパフォーマンスを披露しました。

そして新たにヘッドコーチに就任したImmiは、2015年頃からCS:GOの競技シーンで活動するベテランコーチ。VALORANTではシーン黎明期からコーチとして活動し、Version1、北米時代のG2 Esportsをヘッドコーチとして牽引。2021年にはvanityと共にVCT 2021 Stage 2 Masters出場を果たしました。

新たに4人が加入したCloud9のロスターは以下になります。チームは10月2日に行われるRed Bull Double Agent、10月7日に韓国で開催されるTEN Valorant Global Invitational、そして11月に日本で開催予定のRed Bull Home Ground 2023、コロンビアで開催予定のSuperdome 2023に出場します。

•  Erick "Xeppaa" Bach
•  Jake "jakee" Anderson
•  Anthony "vanity" Malaspina
•  Francis "OXY" Hoang
•  Maxim "wippie" Shepelev
•  Ian "Immi" Harding（ヘッドコーチ）