アメリカを拠点に活動するeスポーツチーム「TSM」は7月9日、VALORANT部門を放出することを発表しました。所属した全選手、全スタッフと契約を終了します。

「本日、私たちはVALORANT部門のロスターと契約を終了します。共にアセンションの夢を達成することはできませんでしたが、白黒のユニフォームの代表として全選手が全力を尽くしてくれたことを誇りに思います。本当にありがとう。アセンションのシーズンが訪れたら、またVALORANTの競技シーンに復帰する予定です。」

2020年にVALORANTの競技シーンに参入し、シーン黎明期には北米大会を連覇するなど絶対王者に君臨したTSMですが、2021年にVCT開幕以降はオープン予選を突破できない苦しい時期が続き、重なるメンバー変更やコーチ陣の入れ替えなど繰り返しますが、国際大会出場には届きませんでした。

昨年9月にパートナーシップ落選後はアセンションからインターナショナルリーグ昇格を目指す意向を発表し、Corey、gMdと再契約、hazed、NaturE、ENGHと契約などVALORANT部門を再編しますが、VCL 2023 NA Split 1では4位、Face Offでは5-6位、Split 2では8位、Challengers Playoffsでは7-8位とアセンショントーナメント出場には届きませんでした。

先日には同じく北米で活動したG2 EsportsがVALORANT部門の解散を発表しましたが、TSMは2024年度のチャレンジャーズ枠を保有しながら部門を放出した2番目のチームとなります。しかし、G2とは大きく異なる点として部門自体は継続する意向を表明しており、来シーズンに向け再編を行うことを明らかにしました。

今回、契約終了が発表されたメンバーは以下になります。各メンバーは新たな活動の場を求め、自身のTwitterでフリーエージェントを表明しています。

  •  Corey "Corey" Nigra
  •  Anthony "gMd" Guimond
  •  Johann "seven" Hernandez
  •  Nicholas "NaturE" Garrison
  •  Eric "Kanpeki" Xu
  •  Jacob "Daeda" Hale(ヘッドコーチ)
  •  Andrey "Engh" Sholokhov(アシスタントコーチ)

2 コメント

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  1. 少なくともkanpekiはどこかが拾うだろうな

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  2. engh...日本来ないか

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