韓国・ソウルでは現在、VCT 2023 Masters Tokyo出場をかけたVCT PACIFIC 2023が開催中。現在1勝4敗で8位に位置するGlobal Esportsですが、同チームに所属するSkRossiが今後の目標とPRX戦の感想をSportskeedaのインタビューで語りました。

あなたの選手人生について少しお聞かせください。最大の目標と教訓、これまでの最高だったシーンをお聞かせください。

最大の目標は、常にトップシーンで戦い続けることです。

私はVCTの舞台で戦う他の選手のように超優秀といったわけではありません。彼らは皆、幼いころからゲームをプレイしていますが、私はそうではありませんでした。そのため、ここに辿り着くまでは多くの時間とハードワークが必要でした。

自分の目標達成を後押ししてくれるような人たちに囲まれたことが良い教訓となりました。彼らはどんな日でもサボらず、自分の仕事に前向きに取り組んでいます。

私は今でも時々サボってしまいますが、次のステップに進むことができるよう、毎日100%の力を注ぐ必要があると理解しています。常に努力すること、謙虚であること、そして支えてくれる人達に囲まれていることが、目標達成に必要なことです。

また最高だったシーンは、VCC(インドで初めて開催された国際大会)で優勝したこと、VCT 2021 APAC LCQで良いパフォーマンスを発揮できたことです。そして今、フランチャイズリーグに進出し、インドを代表して戦っていることです。

しかし、インドで一番になることが私の目標では決してありません。世界最高の舞台で戦い続けることが私の目標です。それが今のVCT PACIFIC 2023なのです。良いメンバー、良いコーチ、そしてハードワークにより、私はその目標を達成したいと思っています。

VCT PACIFIC 2023が開幕して数週間、SkRossi選手はムンバイに滞在していました。練習スケジュールはどのように進んでいたのでしょうか?

VISAのトラブルが発生し、少しモチベーションが下がっていました。練習にもそれほど参加できませんでしたし、ステージに立てないと分かったらプレイする気にもなれず、ただ試合を見ることしかできなかったのです。

今思えば、他チームの優秀な選手のプレイを見て学ぶべきでした。私のミスですが、悔しい思いです。1試合や2試合ならともかく、大会の3-4割近くを欠場することはかなり悔しく、ランク戦をただひたすら回して、個人技を磨いていました。

SkRossi選手とLightningfast選手が復帰して以来、チームは異なるマップごとにメンバー変更を行っています。複数人数で取り組むことは、国際舞台で何か有利になる点などございますか?

長所と短所があります。

全ての試合がこうといったわけではありませんが、例えばPaper Rex戦は1マップ目に私が出場し、2マップ目にLightningfastが出場しましたが、他の9人と違ってエイムを温めていないので、少し不利になることがあります。

一方、メンバーを入れ替えることで新鮮な雰囲気をチームにもたらしてくることができます。新しく出場した選手は、新鮮なエネルギーとモチベーションをチームに与えてくれます。

そして相手チームは誰が出場するか分からないので、予測できないといったメリットもあるでしょう。私たちチームは、すべての選手が試合に出場できる機会を与えるよう、最善を尽くしています。

VCT PACIFIC 2023での現在の個人パフォーマンスとチーム全体のパフォーマンスはいかがでしょうか。

Paper Rex戦では自分の本来の力を発揮することができました。しかし私は、もっと上手くプレイできるし、可能性が有ると思います。

私は常に、頭の中の悪魔と戦っています。自分のベストな姿を阻んでいるのは、自分自身なのです。プレッシャーのかかる中、最高の結果を出すことができるかできないかは、自分次第だと理解しています。

1マップ目のパフォーマンスは良かったですが、3マップ目では少し躊躇したプレイをしてしまい、ゾーンに入ることができませんでした。立ち上がりが少し遅く、自分のミスも理解しています。

しかしミスを理解しているので、例え負けたとしても良い兆候です。そこから学び、次の試合で良い結果を出すよう全力を尽くします。最高の結果を出すことができるかできないかは、自分次第です。

VCT 2023 LOCK//INではイニシエーターを担当していましたが、今大会ではジェットの役割に戻られています。この変更は円滑に進みましたか?

私にとって、最大の強みは学び、適応できることです。時には頑固な性格が災いし、失敗することもあります。

しかしこの2年間、ジェットを主にプレイしてきたので、特に大変ではありませんでした。ただ、当時の自信を取り戻し、キルを取る嗅覚を鍛えていかなければいけません。

次戦はGen.Gです。対戦が楽しみな選手はいますか?

特に思い入れのある選手はいません。全員をなぎ倒したいです。

私たちの目標は、プレイオフに進出することです。ただ、残りの試合を勝ち切ることを目指しています。勝利と敗北から得たものを、これからの試合で実践していきたいです。

19 コメント

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  1. 頑張れダークホース

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  2. お前大してでてねーじゃん

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    1. ビザの関係でインド組はPRX戦から復帰だからね

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    2. talon戦からだ

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  3. 実績以外は完璧な男

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    1. 実績はこれから作るんやで

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  4. GENG戦最高にカッコよかったぞ

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  5. VCT公式youtubeの動画で過小評価されている選手で「自分」って答えてるのを見てかっけえなと思ってたけど、今日の試合を観てさらに応援したくなった
    GESプレイオフで観られるといいなぁ

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  6. ロッシかなりいいね 頑張ってほしい

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  7. 割とオペよりARの方が上手いからkayoとかサブイニシできるとasunaみたいな運用できてGE面白そうなんだけどな。ジェット固定なんかね

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    1. イニシでレイズもできるみたいな人居たらレイズ出すマップではロッシKay/Oとかスカイとかっていうロースター組めそうだよね
      まあでも今は一旦固定させて安定してからってのが大切そう

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    2. テクスチャージェットより上手いっていうか勝負感がめちゃくちゃ強いイメージ

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  8. 機械みたいなエイムしてて好き

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  9. こいつの活躍次第でインド市場が盛り上がるかどうかある程度左右されるぐらいには重要な選手だと思う
    華あるし強いしときどき意味不明なプレイ出るから好き

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  10. ネタじゃなくてガチで強かったの意外

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  11. CSGOのオフライン大会でチートを使った伝説の男

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  12. あぶねー最初のやつに騙されるかと思った

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  13. Gen.G戦マジで強かったな

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