ブラジル・サンパウロでは現在、世界の強豪チームが集うVCT 2023 LOCK//INが開催中。Leviatán戦では惜しくも0-2で敗れたVitalityですが、試合後の記者会見を欠席したTwistenがその理由を明らかにしました。

Twistenは試合後、自身のTwitterで声明を公開。声明では2年以上前から鬱病を患っていたことを明かし、昨年末に自傷行為をしてしまったこと、精神病院に入院したことなど今まで隠していた秘密を告白しました(以下声明から抜粋)。

ファンの皆さん、そしてチームメイトに申し訳ないのですが、私は記者会見を欠席しました。私は感情的な性格の人間で、敗戦後は非常に辛いものがありました。悲しくて涙を落とし、応援してくださったファンの皆さんに勝利をお届けできなかったことが本当に悲しいです。

記者会見の場で泣きたくなかったので、数分間、外の新鮮な空気を吸う必要がありました。私が怒っていたから、Leviatánに対して横柄な態度を取りたくなかったからでもありません。彼らは素晴らしいプレイをし、本当に良いチームでした。彼らに敬意を表します。

また、自分自身についてですが、昨年末のRed Bull Home Ground 2022の後、辛い時間を過ごしていました。私は2年以上前から鬱病を向き合っており、大会後にChristmasと新年を迎えるために母国に帰りましたが、その時から鬱病がエスカレートしました。私は自分自身を痛めつける自傷行為をしてしまい、全てを終わりにしようとまで考えていましたが、父に助けられました。

その後、深刻な問題を抱える人たちが集まる精神病院に数日間入院しましたが、それらを乗り越え、新たなスタートを切ることができました。人間として、プロゲーマーとして、本当に困難な時期でした。しかしなぜ自分がゲームをプレイしているのかが分かり、支えてくれたチームメイトと組織、スタッフには本当に感謝しています。

もし私が経験したようなことを体験している人がいれば、怖がらずに親しい友人や家族、チームに連絡してください。彼らが"本物"であれば、あなたに寄り添い、助けれくれるはずです。私も一番上の兄には助けられました。

私はVitalityに在籍する限り、このユニフォームに刻まれた名前のため、そして今まで支えてくれた人のために戦うことを約束します。

Twistenは、チェコ共和国出身の19歳。2020年に当時16歳の若さで競技シーンに参入し、ドイツの強豪チームBIGで1年以上に渡り活躍。その実績が認められ昨年11月、ヨーロッパのパートナーチームVitalityへ加入を発表しました。

キャリアを通してレイズではACS 272、K/D 1.31、ジェットではACS 261、K/D 1.29と200試合以上をプレイする中非常に安定したスコアを獲得しており、ヨーロッパの若き才能として高く評価されています。

またブラジル・サンパウロで開催中のVCT 2023 LOCK//INではオメガブラケットに出場。1回戦でGlobal Esportsを2-1で下しますが、2回戦でLeviatánに0-2で敗れ敗退となりました。

12 コメント

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  1. オフライン大会出れるところまで回復できたのは凄い

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  2. 試合見ててめっちゃ好きになったから頑張ってほしい

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    1. 俺も
      こんなつえー奴まだ居たのかっておもったし、今後も期待してる

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  3. なったことない人からするとピンと来ないかもしれないけど、行くとこまでいった鬱は本当に辛い。それでも練習も試合も真剣にやってるのマジで凄い。

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  4. bigの時から応援してる 頑張れtwisten

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  5. 無知で申し訳なかったけど今回初めて知って、こんな強い人まだいるんだな!とワクワクしたわ。応援してる

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  6. 鬱病でプロゲーマーできるのすごいな
    尊敬するわ

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  7. うつでようこんなこと成し遂げられるな凄い
    ホームランダーに雰囲気似てて好きだわ

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  8. 現実は残酷だ…

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  9. これ自殺ってことですか?

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