PBEパッチ5.10が公開、サイファーのトラップワイヤーとアルティメットが強化、フェイドが弱体化

Riot Gamesは11月5日、VALORANTのPBEパッチノート5.10を公開しました。以前から予告されていたサイファーの強化やフェイドの調整が行われます。以下、パッチノートになります。なお、PBE（パブリックベータ環境）は予告なく変更される可能性があるためご注意ください。

エージェントのアップデート

サイファー

今回の変更は、サイファーのトラップワイヤーの予測をより困難にすること、アルティメットで敵を検知する際の利便性を挙げること、そしていくつかのQoL（クオリティ・オブ・ライフ）の改善が中心です。トラップワイヤーの新たなセットアップを開拓し、既知のプレイパターンに織り交ぜることができればよいと思っています。またニューラルセフトは検知がより分かりやすくなり、2回目の検知は敵にプレッシャーを与えるはずです。サイファーメインの皆さん、ぜひご堪能ください！

• トラップワイヤー
• トラップワイヤーの最大長が1000→1500に増加しました。
• ニューラルセフト
• ニューラルセフトで敵を検知する際、2回表示するよう変更しました。この時、1回ごとに4秒間の遅延が発生します。
• 敵の死体へのアルティメット使用可能時間が撤廃されました。
• 敵の死体への最大射程距離を1200→1800に変更しました。
• クオリティ・オブ・ライフ
• スパイカメラとニューラルセフトセフトの検出した際に表示される黄色のシルエットを更新しました。
• 黄色のシルエットは敵の姿を目視した場合は消え、異なる場所にいる2人以上の敵を同時に見る負担を軽減します。
• 黄色のシルエットは実際の敵と区別しやするくなるように、より暗く、より早く消えるようになりました。
• サイファーの設置したアビリティは、味方のAOEダメージで破壊されなくなりました。

フェイド

フェイドのプラウラーは汎用性が高く、対処が難しいアビリティの1つですが、今回の変更でより研ぎ澄まされたアビリティにしたいと考えています。持続時間の変更はフェイドが索敵をするエリアをより慎重に進行する必要があることを促し、他の変更は敵のカウンタープレイを手助けすることを意図しています。ナイトフォームはコストを増加しました。ナイトフォールは他のアルティメットと比較して、価値が高いアルティメットだと判断しました。

• プラウラー
• 持続時間が3秒→2.5秒に短縮されました（敵が検知されず動き続ける時間）。
• ターゲットに到達してから噛みつくまでの時間を0.4秒→0.6秒に変更しました。
• ヒットボックスを改良しました。
• ヒット時の効果時間を3.5秒→2.75秒に短縮しました。
• プラウラーがアニメーションを終える前にテレポートした場合、敵にデバフをかけるのではなく消滅するようになりました。
• ナイトフォール
• コストが7→8に変更しました。

エージェントのバグ修正

• ハーバー
• ハーバーのカスケードがマップの下に発生するバグを修正しました。
• ミニマップ上に表示されるカスケードで検知したターゲットが、上方向とした方向で同じ距離であるにもかかわらず、短く表示されてしまう不具合を修正しました。
• アストラ
• ラウンドの開始時、スターがチャージされる前に効果が発動しないネビュラを唱えてしまうバグを修正しました。

既知の問題

• 新しいナビゲーションメニューの「ホーム」「バトルパス」「エージェント」「キャリア」「コレクション」「ストア」において、ボタンのハイライト表示とカラーリングの状態が異なっているバグを修正しました。
• サブナビゲーションメニューからユニバーサルナビゲーションアイコンを使用しても、現時点では選択したメニューに移動しません。