TSM FTX「Subroza」がLFTを表明、パートナーチーム移籍に意欲

TSM FTXに所属するSubrozaは10月4日、自身のTwitterでLFTを表明しました。TSM FTXと契約を結びつつ、移籍金が発生する条件付きフリーエージェントとしてオファーを公開し新たな所属先を模索します。また声明内では「フランチャイズチーム」を強調し、インターナショナルリーグに出場するパートナーチーム移籍に意欲を見せています。

TSMから新たな所属先を模索する許可を頂きました。現時点ではTSMに所属していますが、フランチャイズチームで何を得ることができるか挑戦したいと考えています。地域は問わず（英語とフランス語を話すことができます）、役割はコントローラーとイニシエーターを希望しています。

TSM allowed me to look for options. I am still on TSM as a priority but decided to see and explore what I can get for Franchising. Any region (English or French fluent) and primary roles being Controller and initiator.

DM ME

— TSM FTX Subroza 🇲🇦 (@Subroza) October 3, 2022

現在25歳のSubrozaは、2015年にCS:GOの競技シーンに参入。CLG、Ghost Gaming、Cloud9など北米チームを経て2020年にVALORNATへ転向を発表しました。VALORANTではTSMのVALORANT部門設立メンバーとして加入し、FaZe Clan Invitationalで優勝、First Strike North Americaで準優勝を記録するなど北米大会を連覇。1年で9.3万ドルを超える賞金を手にするなど北米シーンを代表するチームとして活躍しました。

しかし、VALORANT Champions Tourが開幕した2021年、オープン予選敗退やプレイオフに進出するも最下位で敗退などチームの低迷期が続きます。2022年にはメンバーの過半数を入れ替える再編を行いますが、最高戦績はプレイオフ進出で国際大会出場には届きませんでした。

今回「地域は問わず」と明記していることから、ヨーロッパやアメリカ、アジアの全チームに対してオファーを受け付けていると予想されますが、もし他チームと移籍交渉が行われなかった場合は来季もTSMで活動を継続する可能性が高いと見られています。