「T1」とLakiaの交渉が決裂と報道、「Gen.G」のトライアウトに参加中とジャーナリストが報じる

先日、パシフィックリーグ加盟チーム「T1」への移籍が報じられたIGZIST所属のLakiaですが、移籍交渉は決裂したと、VLR.ggのジャーナリストSeulgi氏が報じました。同氏によると、Lakiaは現在Gen.Gのトライアウトに参加中と指摘しています。

Sources: As of recent update, Lakia has fell out of negotiations with T1 and will no longer join the team.

Currently, he is trying out for Gen.G before the initial roster lock. https://t.co/QvGfzKgM3K

— Seulgi (@SeulgiVLR) October 11, 2022

現在21歳のLakiaは、2016年にCS:GOの競技シーンに参入。CS:GOでは韓国、タイのトップチームでプレイした後、2020年にVALORANTの競技シーン転向を発表しました。VALORANTではVision Strikersの設立メンバーとして加入しますが、僅か10日で脱退が発表され、同年9月にNUTURN Gamingの前身となるPROPARTYに加入。2021年1月にNUTURN Gamingとして活動開始後は、VCT 2021 Korea Stage 1 Mastersでの準優勝、VCT 2021 Korea Stage 2の優勝、そして初の国際大会VCT 2021 Stage 2 Mastersで3位など輝かしい成績を残しました。

高いアビリティの練度が求められるソーヴァを得意としていたLakiaですが、その実力が認められ、同年7月にはVision Strikersに復帰。韓国大会を勝ち抜き国際大会VCT 2021 Stage 3 Masters、VALORANT Champions 2021へ出場を果たしましすが、2022年1月にはベンチ入りが発表。その後拠点を韓国から日本へ移し、現在はIGZISTで活動を続けています（LCQではDAMWON Gamingにレンタル移籍）。

今回、Lakiaがトライアウトに参加中と報じられたGen.Gは、インターナショナルリーグ加盟チームの中でも珍しく、幅広く選手を募集するオープントライアウトを実施しています。必須条件は海外渡航が可能なこと、イモータル1以上と広範囲で募集しており、Lakia以外にアジア全域から多数の選手が参加していると予想されます。

現時点でGen.Gの正式ラインナップは不明ですが、先日にはGen.GがMeteor、bailを獲得と報じられています。日本で活躍した海外選手がインターナショナルリーグ加盟チームに加入することで母国以外でも多数のファンを獲得できると見られており、今後の発表に注目が集まります。