ヨーロッパを拠点に活動するeスポーツチーム「G2 Esports」が北米にVALORANT部門設立を予定していると、ジャーナリストのGeorge Geddes氏が報じました。同氏によると、Version1のヘッドコーチを務めるImmiを獲得し、VALORANT部門再建を予定していると明らかにしています。

2020年にVALORANTの競技シーンに参入したG2 Esports。Mixwellを筆頭にヨーロッパの実力派選手を獲得し競技シーン黎明期には6大会で連覇を遂げるなどヨーロッパを代表するチームとして活躍。VALORANT Champions Tour開幕後はメンバー変更を繰り返すなど浮き沈みある時期を迎えますが、VCT 2021 Stage 3 Mastersでは4位入賞、VCT 2022 Stage 1 Mastersではプレイオフ進出と国際大会で堅実な結果を残しました。

しかし昨月、G2 Esportsのオーナーを務めたCarlos "Ocelote" Rodríguezがアンドリュー・テイト氏のパーティーに参加したスキャンダルを受け、VALORANT Champions Tour 2023のパートナーシップに落選したと報道。その翌月にはVALORANT部門の解散を発表し、所属選手と契約を終了しました。

ワシントンポストの報道によると、スキャンダル発覚以前は北米のインターリーグに選出されており、当初はXSETのメンバーを獲得予定だったと指摘しています。今回報じられた移籍が実現した場合、G2 EsportsはヘッドコーチにImmiを迎え入れ1からVALORANT部門を再建することになり、かつアセンショントーナメントから将来的にインターナショナルリーグ入りを目指すことになります。

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