Riot Gamesは10月13日、VALORANTの公式サイトで「VALORANTのインターフェースの未来予想図」を公開しました。来るパッチ5.08のアップデートでVALORANTのインターフェースを大幅に変更します。

今回のアップデートではエージェント契約画面や試合終了画面、ロビー画面、試合確認画面、試合前のロード画面を大幅に刷新します。特に試合確認画面、試合終了画面は大きく変更され、より高いクオリティのデザインとなります。以下、公式記事から引用となります。

VALORANTのUX(ユーザーエクスペリエンス)、UI(ユーザーインターフェース)、エンジニアリングおよびQAチームからお知らせです。UX/UI関連の変更がパッチ5.08より導入開始されます。これらのアップデートはゲームプレイ以外の体験にフォーカスしており、一部の機能を改良しつつ、スタイルを刷新するためのものです。

この変更にともない、一部なくなっている機能がありますが、アップデート導入後も引き続きフィードバックを募集しています。今回はアップデートを実施する理由や、そのアップデートにおける開発プロセスと考えをお伝えします。

なぜ今なのか?

アートチームは単に見た目を変えるためにアップデートを実施するわけではありません。いずれ機会が来たら正式にお知らせできる「お伝えするのが待ちきれない新機能」を含め、今後のVALORANTのための準備が進んでいます。現在は、ゲームが全体として目指している方向性を反映する、上質なUX/UIの開発を進めています。これには、UX/UI基準の再評価、アートの忠実性の分析、そしてゲームフローと描画を強化するモーションデザインの導入が含まれます。さらにこのアップデートは、将来的に新しいプラットフォームが登場した場合に備えて、より一貫性のあるビジュアルと機能性を維持するのにも役に立つでしょう。

開発プロセス

まず始めに、私たちはこの目的のための特別タスクフォースチームを編成しました。このチームの目標はUX、UI、エンジニアリングとQAを横断する業務をまとめて、ゲームクライアントを改良し、将来的な拡張性の確保をより容易にすることでした。取り組んだ分野/タスクには以下のようなものがあります。

  • コアとなるゲームフロー画面における、改善余地がある部分の検査
  • デザインの選択において一貫性を保持できる部分の特定
  • ゲームエンジンの強化
  • クライアントのバックボーンを確認し、マルチプラットフォームに対応できるUIナビゲーションについての検討
  • 実際の環境に近い状態で幅広いスタイルを検討し、主要な設計方針を評価・分析
  • VALORANTのスタイルと世界観をゲーム内で表現する方法のレベルアップ

すでにお気付きの方もおられるでしょうが、一部はパッチ5.03ですでにリリース済みで、上記の取り組みの第一弾として、エージェントメニューのUIがアップデートされています。エージェントのグラフィックを2Dのキーアートに替え、背景の配色をアップデートすることにより、アイコニックで個性的なキャラクター性をこれまで以上に表現できるようにしました。しかし、これはまだ始まりに過ぎません。エージェントメニューについては、まだまだ多数の野心的な取り組みが進行中です。

最新デザインを一足先にご紹介

UIのアップデートの目的は、リッチなビジュアルとわかりやすさを併せ持った魅力的なインターフェースを実現し、ゲームとマーケティングのビジュアルアイデンティティーを統合することです。その一環として、次はMVP画面が生まれ変わります


「VALORANTではチーム要素の重要性をプレイヤーの皆さんに理解していただきたいです。この新しい、大胆なチーム画面は、チームのMVPと編成を堂々と見せつけると同時に、直近の試合結果が物語る情熱的なストーリーを強調しています。またこの新たな画面により、エージェントのビジュアルの美麗さがより鮮明に伝わることも期待しています。試合終了画面に至るまで連続性を重視したビジュアルにご注目ください」 —Tea Chang、UXデザインマネージャー

さらに、視認性向上のためにロビー画面や対戦前のロード画面、試合終了画面もデザインが新しくなります。

「ロビー画面については、ビジュアルを整理して全体的に判読性を向上させることが目標となりました。従来は、魅力的ではあるものの実用性のない装飾が多数あったためです。これはプレイヤーカードとそのプレゼンテーションを強調するために必要な変更でした。さらにプレイヤーへのCall To Action(行動喚起)を明確にするために、画面のコントラストを強調し、明度を上げ、形状を簡略化しました」—Oliver Zumstein、ビジュアルデザインマネージャー


「試合開始画面では、これから"ガチンコ勝負"をする2チームを全面的に押し出したいと考えました。マップを削除してバナーを掲げる場所を作り、プレイヤー自身が選んだプレイヤーカード、タイトルとランクバッジがもっと目立つようにしました。さらに両サイドの色を強調し、バナーを左右対称になる位置に置いて、『VS』の文字を追加して"真剣勝負"の雰囲気を盛り上げました」—Max Smiley、スタッフエンジニア

今後について

冒頭でも述べた通り、グラフィックのモーションデザインや全体的なビジュアルを改良していくために、今後も開発とアップデートを進めていきます。現在は複数のVALORANTチームが、様々な領域におけるプレイ体験とビジュアル的な明瞭性を見直しているところです。年内には、新たな設計方針に基づいたさまざまなアップデートがリリースされる予定です。将来的にも改良を重ねていけるようなものになっていますので、どうぞご期待ください。

実際に変更後のUXやUIを体験してみて、何か不足していると感じる機能がありましたら、ぜひお知らせください。それを基に、今後も改良を行っていくつもりです。チーム一同、新たなお知らせができる時を楽しみにしています。

12 コメント

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  1. UIUXとかいじってる人ほんとに尊敬
    アイデアが出てくること自体が素晴らしい

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  2. きたる新機能って多分リプレイ機能じゃないか?

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    1. リプレイ機能は絶対につけないって明言してたしけどどうだろうな
      マジで欲しいけど

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    2. つけないって言ったあとに色々あってつけるかもにはなったよ

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    3. リプレイってキル画面的なやつ?

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    4. 試合全体の再生機能
      CSGOとかだと普通にある

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  3. こんなことよりやることあるだろと思ったけど
    これが前提の新機能を目指してるってことだよね

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  4. まんまcsgoと同じリザルトで草

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  5. こういうの解説してくれるの有り難い

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  6. 重くなったりしなければなんでもええわ

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  7. そんなことより先にテキストチャットミュートの仕様改悪を戻してもらえないですかね

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