XSET「Cryocells」がLFTを表明、北米のパートナーチーム移籍に意欲

Riot Gamesは先日、VALORANT Champions Tour 2023のインターナショナルリーグに出場するパートナー30チームを発表しましたが、XSETのパートナーシップ落選を受け、同チームに所属するCryocellsがLFTを表明しました。

今後について、CryocellsはVALORANT Champions Tour 2023のアメリカインターナショナルリーグのパートナーチームへ移籍の意向を示しており、移籍金が発生する条件付きフリーエージェントとしてオファーを公開しています。

XSETのパートナーチーム落選を受け、私は条件付きフリーエージェントとして新しいチームを模索することをチームから許可されました。今後は北米の全てのパートナーチームからオファーを受け付けています。

With the recent news that @XSET was denied into the partnership program, I've been allowed to explore new opportunities as a restricted F/A. I am open to all partnership teams in North America.

If interested: DM me or contact my agent @derrick_truong

— XSET Cryo (@Cryocells_) September 24, 2022

現在19歳のCryocellsは、VALORANTが正式リリースされた2020年6月に競技シーンに参入。アマチュアチームBig Framesから頭角を現し、Cosmic Divide、SoaRを経て、2021年12月にXSETへ加入を発表しました。

XSETではVCT 2022 NA Stage 2 Challengersでの優勝、そして国際大会VCT 2022 Stage 2 Masters、VALORANT Champions 2022の出場に大きく貢献。ジェットやチェンバーなどオペレーターを操るエージェントを得意とし、キャリアを通してジェットのK/Dは1.43、チェンバーのK/Dは1.35と高いフィジカルでチームを牽引しました。

今回のパートナーシップ落選を受け、XSETは「残念な結果だった」と声明を公開していますが、この2年間戦いの場を設けてくれたRiot Games、そして所属した選手へ感謝の言葉を述べています。また今後については、女性部門で活動を継続しながらメインチームの今後を検討し、既存選手の移籍交渉のサポートを行っていくと明らかにしています。