海外の人気配信者が差別的発言を連呼しVALORANTから永久BAN、開発者が「Riot Gamesの全ゲームタイトルから追放する」と強く指摘

YouTubeのチャンネル登録者数700万人超の人気配信者"IShowSpeed"がVALORANTを配信中、チームメイトに性差別的発言を連呼しVALORANTから永久追放されたことが明らかになっています。

その一部始終はeスポーツジャーナリストとして活動するJake Lukcy氏がTwitterに公開しており、動画には2万を超えるリツイート、16万を超えるいいね、800万を超える再生数を記録しています。

I now understand why Valorant queues are so unbelievably toxic. You got one of the most popular streamers on YouTube IShowSpeed saying crap like this and getting nothing but praise and laughs. Crap is whack pic.twitter.com/grEghVotUF

— Jake Lucky (@JakeSucky) April 6, 2022

非常にショッキングな映像に1万件を超えるコメントも寄せられており、VALORANTの開発陣も反応。VALORANTのゲームプロデューサーを務めるSara Dadafshar氏は以下のように言及し、VALORANT含むRiot Gamesの全ゲームタイトルから永久追放したことを明らかにしています。

このようなプレイヤーは私たちのコミュニティに全く必要ありません。彼にはVALORANTだけでなく、他の全てのRiot Gamesのゲームタイトルから永久追放しました。この件を取り上げてくれてありがとうございます。今後もこのような問題があれば取り上げ、報告してくれることで、VALORANTをより安全なゲームにできます。

This is a huge yikes and we do NOT want players like this in our community at all. I went ahead and perma banned this player from VALORANT, as well as all other Riot Games. Thanks for raising this. Please keep raising stuff like this and reporting so we can make VAL safer. 🔨🔥

— 🌱 Sara Dadafshar (@npcSara) April 7, 2022

また、今回の事態を受けIShowSpeedははTwitterで謝罪動画を公開。「その日は気分が良い日じゃありませんでした。差別的な音声が私にたくさん届いていました。しかし、それを言い訳にしたくありません。全て私が悪かった問題です。」とコメントしています。

トルコでは動画やスクリーンショットで有害なプレイヤーを報告できるシステム「アラームボット」が試験的にスタートするなど、暴言や差別的発言の改善に注力するRiot Games。昨年には特定のユーザーとマッチングを避ける「ブロック機能」や「有害なプレイヤー同士」をマッチングさせる新システムを検討していることを明らかにしており、今後も更なら改善に向け開発を進めていくと予想されます。