ヨーロッパの数百チーム以上が出場した「VALORANT Champions Tour 2022 EMEA」で見事王者に輝いた「FunPlus Phoenix」ですが、ロシア・ウクライナ情勢による渡航制限で国際大会「Masters」出場を辞退したことが発表されています。
FunPlus Phoenixは、ウクライナ、ロシア、ラトビア、スウェーデンの4ヵ国の選手で構成された多国籍チームですが、ロシア・ウクライナ国籍を保有するANGE1、Shao、SUYGETSUが渡航制限により、国際大会の開催地であるアイスランドへ入国できないことが判明。
スタンドイン選手の起用、メンバー変更、ビザや渡航許可に関する交渉を政府と行ってきましたが、結果として出場できない方針に決定し、EMEA 4位のTeam Liquidが繰り上げ出場することが発表されました。
ロシア・ウクライナでの渡航制限や、COVID-19 (新型コロナウイルス) の規制など、海外渡航には多くの課題が存在します。数週間、大会チーム、運営チーム、モビリティチームはFunPlus PhoenixがMasters Reykjavikに参加できるよう解決策を模索していました。
ロスターロックの期間を延長したり、スタンドン選手起用のルール制限の緩和、ビザや渡航許可を得るため、政府関係者と連絡を取り合ったりと、様々な解決策を模索しました。
しかし残念ながら、彼らには責任が無いにも関わらず、FunPlus Phoenixはレイキャビクへ完全な形で全選手団を派遣することができません。私たちは可能な限り便宜を図りたいと考えていますが、大会へ出場する全選手に対する公平性を保つため、最低限の選手登録の継続性を確保する必要があります。
私たちは、チームの健闘を称え、彼らの功績をVCTポイントや賞金の一部で称える方法を検討する予定です。
また、Team LiquidはEMEAの代表としてMastersへ出場する予定です。これにより、EMEAの3枠はEMEA地域のチームによって占められることになります。
— VALORANT Champions Tour EMEA (@valesports_emea) March 28, 2022
昨年末、SUYGETSU (ex-forZe) 、ardiis (ex-G2 Esports, Heretics) を迎え入れ、VALORANT部門の再編を行ったFunPlux Phoenix。
VALORANT Champions Tour 2022 Stage 1ではCIS大会で1位通過、EMEAのグループステージでは4勝1敗で1位通過、プレイオフでは無敗と、王者の風格を見せつけ国際大会出場権を獲得した同チームでしたが、昨今緊迫化するロシア・ウクライナ情勢による渡航制限で出場を断念。現時点でVCTポイントや賞金の配分は不明ですが、後日に改めて発表されると予想されます。
Masters3のBren esports(現Secret)の時とはちょっと違うんだな。
返信削除Brenの時って、Bren運営側のミスで渡航できなかったってやつだよね。しかもそれが発覚したのが遅すぎて、他チームを繰り上げようとしても他チームもVISA周りが間に合わなかったという
削除LowerのvsG2戦明らかにTL調子悪そうだったから、すごい嬉しいだろうし、ファンとしても嬉しい、FPXの分まで頑張ってほしい
返信削除コメントを投稿
公序良俗に反するコメント、特定の団体や個人を誹謗中傷するコメント、スパムや記事内容と関係のないコメントは書き込まないようお願いいたします。