foxz、sScaryがX10 CRITより脱退した理由、タイの平均給与を配信で語る

昨年12月、VALORANT Champions 2021で8位入賞といった結果を残したX10 CRITですが、今年4日にVALORANT部門の放出を電撃発表。所属した選手は、XERXIAへの移籍を発表しました。

VALORANT Champions Tour 2021 SEAでの二連覇やMastersへの出場など、2021年に輝かしい成績を残したX10 CRITのVALORANT部門ですが、所属したfoxz、sScaryは契約を更新しなかった理由について、配信で以下のように語っています。 (配信はタイ語のため、VLR.ggに投稿されていたまとめを引用)

• VALORANT Champions 2021のスキン収益で得た50万ドルの支払いの際、問題が発生した。Riot Gamesは、組織に選手への支払いを義務付けていなかったため、選手にはごく僅かな収益のみが分配された（もしくは分配されていない可能性が大）。残る収益はX10の資金として留まっている可能性が高い。
• 以前のメンバーの中で、唯一X10に残っている0bi (X10のヘッドコーチ) は、この件に関して何も言及していない。契約上の理由と思われるが、様々な情報が混雑しているため、実際は不明。
• X10、FULL SENSEなど、タイの選手の平均給与は15,000バーツ (約450ドル、日本円で約5万円) 程度だった。 (X10は直近の給与のみ50,000バーツ (約17万円) まで上がったという意見も)
• X10は、以前から組織内で問題を抱えていたが、所属選手は契約上の理由により脱退することができなかった (X10 CRITから脱退した際に、sScaryは「遂に自由になった」とツイートしている) 。
• 配信内では実際に受け取ったスキン収益の額を明らかにしていないが、脱退の理由は金銭問題が理由であることは確か。