現在、ドイツ・ベルリンで開催中の「VALORANT Champions 2021」のグループステージAの第1試合「Vivo Keyd vs Acend」の3マップ目のブリーズで、Vivo Keydに所属するJhoWが不正なサイファーのスパイカメラを使用したとして、グリッチを使用したラウンドの没収が発表されています。
本日朝に当サイトでも記事で報じたように、問題のシーンはVivo Keydが3マップ目のブリーズで使用したAサイトで屋根上から日よけの隙間を覗くスパイカメラ。このスパイカメラは、アタッカー側から視認できず、ディフェンダー側から一方的にAサイトへ入る敵を視認できるカメラとなっています。
このスパイカメラは、公式大会で過去に二度、Riot Gamesよりグリッチとして判定された事例を持ち、Giants Gaming(関連記事①,②)、X10 Esportsの2チームがグローバル競技ポリシーの「7.2.6. 悪用」に反するとして、公式戦での勝利を没収されています。
そして今回、Riot Gamesは、Vivo Keydが使用したスパイカメラが、前例と同様にグローバル競技ポリシーの「7.2.6. 悪用」に反するとして、不正なスパイカメラを使用した計6ラウンドの没収を発表。没収した6ラウンド中、Vivo Keydが勝利した4ラウンドがAcendに付与されます。
7.2.6. 悪用
ゲーム内のバグを意図的に自身に有利となるように使うことは、悪用行為であり 禁止されます。悪用行為には、大会運営者が意図したとおりに機能しておらず、 VALORANTの設計意図に反したゲーム機能に乗じる行為が含まれます。チーム メンバーは、競技の最初にレフェリーを内々に協議し、特定の行為が悪用行為と みなされるかどうかを確認することができます。Riotは、悪用行為があったかど うかについて、事後的に決定する権限を有するものとします。
本来、ブリーズは13-8で勝利したVivo Keydですが、最終マップスコアは9-12へ変更となり、更に「没収した6ラウンドが後のラウンドにクレジットの影響を与える」として、1ラウンドをAcendに追加し、最終的なマップスコアは13-9でAcendに変更。結果、Acendが2-1で勝利したこととなり、グループステージ2回戦へ進出となります。
During Map 3 of the series between Acend and VK, Jonathan "JhoW" Gloria, of Vivo Keyd, violated a rule of the VALORANT Global Competition Policy.
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) December 4, 2021
Read more: https://t.co/WjqnDLETnC
試合中に一時中断を取らなかった理由として、Riot Gamesは声明で「大会運営は、明らかなグリッチ、もしくは出場チームからの報告があった場合のみ、試合を一時中断します。今回のグリッチが試合で移ったのは僅かであり、すぐに発見することが出来ませんでした。また、Acendのメンバーよりこのグリッチの報告を受けることはありませんでした。」と述べ、審判、Acend共に試合中にグリッチを発見、報告できなかったとコメントしています。
また、今回の対応について、JhoWは「スパイカメラをポケットに入れていても試合には勝利していたと思いますが、規則は規則ですし、『全ての試合に勝利する』という私たちの計画はまだ終わっていません。そのため、今後も一戦一戦を大切にしていきたいと思います。」と自身のTwitterで綴っています。
Decisão já foi tomada e é algo incontestável guys. Peço perdão pelo vacilo, realmente não foi a intenção e a gente venceria a série mesmo com a câmera no bolso, mas regras são regras e o nosso plano de vencer todos os confrontos ainda não mudou. Vamos na raça e um jogo por vez! https://t.co/7x9j4wmMxn
— Jonathan Glória (@JhowGG1) December 4, 2021
勝利没収となったVivo Keydは、12月6日(月曜日)23:00にLower Bracket通過を目指し、X10 CRITと対戦します。また、勝利となったAcendは、プレイオフ進出をかけ、12月4日(土曜日)26:00よりEnvyと対戦予定です。
追記:VALORANT公式は「更なる審議を行う」と対戦スケジュールの延期を発表。「Acend vs Envy」の試合はひとまず延期となり、本日12月4日の試合は「Team Vikings vs Gambit Esports」、「Team Liquid vs Sentinels」の2試合のみとなります。
追記2:更なる審議の結果、「Keyd vs Acend」の再試合が決定し、日本時間12月5日(日曜日)22:30より3マップ目のブリーズのみ再戦します。なお、ハンデとしてAcendに7ラウンドが付与され、7-0でAcendがリードした状態で再戦します。
もちろんグリッチ使用はよくないってのはわかるけど、これ運営の怠慢でしょ
返信削除何度も問題になってて対策もせず試合中にも気づかず、後からラウンド調整って馬鹿かよ
何度も問題になってるのに年1番の大会で使っちゃう大バカにも刺さるぞw
削除VK自体の問題と運営の問題分けて考えれない文盲が返信してくんな
削除枝元も前提でVKが悪いって話の上の話だぞアスペ
なんだ、ただの全方位叩きキッズか
削除Riotは早く修正しろ
返信削除しょうがないけどこんなのを治さずに世界大会やってるのもどうかと思うわ
返信削除なら突貫工事でもいいからこれまでの期間に治せや
返信削除失格にはならないと予想してたけど、まさかラウンド調整とはw
返信削除ラウンド調整はややこしいね。今回はそれでいいけど、今後ラウンド調整で10-10とか9-9みたいな感じになったらややこしいぞ。
削除調整の結果勝てるポイントになるまで気付いても放置が正解になっちゃうもんなこれ
削除修正すれば問題になることもない
返信削除世界大会に出場するレベルの選手が、前も話題になったこの問題知らないとかある?
返信削除あるから起こるのでは?
返信削除正直ランクでは散々見るし
Twitterの反応見る限り、このグリッチが事件になったことを知らない人がめちゃ多いな、意外
返信削除ブリーズのこの辺ってメッシュとテクスチャの貼り方がかなり雑だよな
返信削除メッシュ修正もここだけなら簡単だろうし、それすら面倒だとしても箱置くだけで潰せるのに何で半年放置してるのか分からん
この問題を知らなかったとしてもグリッチであること自体は分からないわけ無いだろ
返信削除根本的な問題が運営にあるとしてもそれを悪用したこいつはどうしようもない
岸大河「セクシーなカメラですね」
返信削除運営側にもVivoにも問題はあると思うけど、すぐに指摘しないで試合終わってから「ラウンド没収で負け」は流石におかしい
返信削除それやる位ならブリーズだけでも再試合すればいい
riotが一番悪いのは当然だけど今回のは明らかにグリッチだし、グリッチで再試合にしちゃうとそのルールを今後悪用もできちゃうからな。vivoは気の毒だけどルール違反は厳罰化しないといけない。
削除テクスチャ1枚くらい貼れよRiot
返信削除その場で発見できなかったのに後から反則にするのは流石にナンセンスでは?
返信削除現実のスポーツでも誤審で後から勝敗まで覆すのはほとんどないだろうに
公式声明が出てるけど、6ラウンドもグリッチ使ってるのに一切気付けてないのはお粗末では?
返信削除https://valorantesports.com/news/competitive-ruling-vivo-keyd/
こんなただジャンプしながらつけるだけのカメラがグリッチ認定されるならサイファー使えんわ
返信削除LoLの大会運営で培ったノウハウやCSGOでの過去の事例があるのに初心者みたいな大会運営してて草生えないんだ
返信削除頭Riotかよ
ここでRiotに誹謗中傷してる奴も、結局ヴァロラントをプレイしたり感染したりしてると思うと笑えるな
返信削除これが「もの言う株主」ならぬ「もの言う乞食」か
してないです
削除Riotのやらかしたニュースを楽しみにしてるだけ
すげえ悲しいやつだな・・
削除自分に全くダメージがないからね
削除楽しいよ
Boostmeisterの再来か?
返信削除スマーフokな会社になに言っても無駄
返信削除謎の1ラウンドをAcendにあげたのは問題でしょ
返信削除エコラウンド増えててもそこは絶対負けるラウンドって訳じゃないのに
こういうのって、開発側が意図してない部分は徹底的に見えない壁とか判定無くせばええんちゃうの?
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