「現状のランク分布はシルバー帯のユーザーが多すぎる」、VALORANT開発スタッフがエピソード3 ACT2へ向け改善を発表

先日、「下位ランク帯が肥大化する可能性がある」とVALORANT開発スタッフが懸念を示していましたが、その問題が発覚し、エピソード3 ACT2へ向け改善を行うことを発表しています。

VALORANTのコンペティティブシステムを担当するEvrMoarは、自身のTwitterで「調査が完了しました。次のACTへ向け、ランク分布を再調整する必要があります。まだアップデートに取り組んでいますが、現状のランク分布はシルバー帯のユーザーが多すぎます。ACT 2に関する情報は、VALORANTの公式チャンネルで発信していきます。」と述べ、下位ランク帯が肥大化する現状のランク分布の問題を究明し、エピソード3 ACT2で改善することを発表しました。

Investigation complete! We definitely need to rework our ranked distribution, expect changes next Act.

What does this mean? Still working on the changes, but we have too many players in silver! You can find more information closer to Act 2 in the normal #VALORANT channels!

— EvrMoar (@RiotEvrMoar) July 30, 2021

今年6月にリリースされたパッチ3.0では、コンペティティブのバランスが改善されマッチング精度の改善を行いましたが、その他の変更として「敗北時のランクレーティングのペナルティが緩和」が実施され、従来では敗北時に20~30ポイントを失う傾向にあったランクレーティングが、現在は15~20ポイントの間に収まるよう調整されています。（大差での敗北、興産を除く）

昨月、Esports Talesより公開された2021年7月時点のランク分布は以下になっています。シルバー帯の割合が前月より8.6%増加し全体の35.3%を占めており、今回の変動はパッチ3.0のアップデートが影響しているとみられています。

2021年7月のランク分布図

残り16日に迫ったエピソード3 ACT1ですが、シーズン終了間際のランク分布、アップデート後のランク分布の推移など、今後の動向に注目が集まります。

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