インド・Velocity Gamingに所属するMarzilのフリックショットが、海外掲示板Redditで話題になっています。
シーンは、インド国内で開催された大会「Rooter Rise of Legends」の3位決定戦で行われた「Velocity Gaming vs GodLike Esports」のアセント。アストラのワンウェイスモークが切れた一瞬のタイミングで画面端に見切れた敵に対して、高速なフリックショットを披露しました。
ちなみに、Marzilは2014年からCS:GOの競技シーンで活躍するインドのベテラン選手で、CS:GOでは、OpTic India、Signify、BL4ZE Esportsといった国内トップチームに在籍し、インドの国内大会、予選で10数回タイトルを勝ち取った経歴を持ちます。
そんな中、今年4月にVALORANTへの転向を発表。他のインドの選手と比較して、やや遅れる形でVALROANTの競技シーンに参戦となりましたが、インドのトップチームVelocity Gamingのエースとして活躍しています。
ここで余談ですが、「今、インドのVALORANTの競技シーンが熱いぞ」といったことを軽く紹介したいと思います。
インドは、アジアの中でもeスポーツシーンが大きいことで知られており、PUBG Mobile、Free Fireなど、モバイルの競技シーンに目が行きがちですが、CS:GOではESLが主催する国内大会が5年以上開催されるなど、アジアの中でも競技シーンの基盤を持つ数少ない地域の1つでした。
そして、昨年6月にVALORANTがリリースされ、当時VALORANTへ移行したCS:GO選手はほんの数名(rite2ace、Amaretasu、Excaliあたり)でしたが、昨年末から今年にかけCS:GOのベテラン選手からトップシーンの選手が続々とVALORANTへの転向を発表。
その中には、先程紹介したMarzilを筆頭に、DeathMakeR、HellrangeR、HaiVaanなど、アジアのCS:GOシーンをよく見ていた方にとって、馴染み深い選手も数多くいます。
有名選手が続々と移籍、元よりCS:GOが人気だったインドの地域性も相まって、現在VALORANTはインドで急速な成長を見せており、プロリーグの開催、大会の配信アーカイブも数万再生と人気タイトルへ成長しつつあります。
そして、先日にはRiot GamesとNODWIN Gamingが提携を結び、賞金総額3.3万ドル(約350万円相当)の「Valorant Conquerors Championship」の開催を発表。優勝チームは、VALORNAT Champions Tour 2021への出場をかけた「VALORANT Champions Tour 2021 Asia Last Chance」へ出場します。
これまで、インド、南アジア地域はRiot Gamesが主催する公式大会VALORANT Champions Tourへの出場枠が無く、競技シーンはインド国内のみでしたが、今年10月開催予定のLast Chanceで、インドと日本チームが対戦する日も近いかもしれません。競技シーンを追う方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
とんでもない余談が出てますよ今
返信削除余談の方が文字数多くて草
返信削除コメントを投稿
公序良俗に反するコメント、特定の団体や個人を誹謗中傷するコメント、スパムや記事内容と関係のないコメントは書き込まないようお願いいたします。