Riot Gamesは6月16日、八百長を行い不正に利益を得たとしてシンガポールの2人の選手に対し、36ヵ月間の公式大会出場停止処分を科したことを発表しています

今回八百長が明らかになった選手は、Resurgenceに所属したgermsg、Dreamycsgoの2人。昨年9月にIGNITIONシリーズの一環として開催されたEPULZE Royal SEA Cupにて、germsgはチームが負けるよう意図的に試合を調整し、Dreamycsgoはギャンブルサイトへの資金を提供したと明らかになっており、それらがVALORANT Professional Esports グローバル競技ポリシーの7.2.1、7.2.4に違反したとして、公式大会へ36ヵ月間の出場停止処分が発表されています。

7.2.1 八百長

すべてのチームメンバーは、八百長をもちかけ、合意し、共謀する等、ゲームやその中でのプレイの結果を意図的かつ不当に変更する、又は変更を試みる行為を行ってはなりません。チームメンバーがゲームの結果を操作すること、又はこのゲームポリシーや個別大会ルールで禁じられた行為に関与することを持ち掛けられた場合は、直ちに大会運営者へ通報するものとします。

7.2.4 賭博行為

eスポーツ競技の試合・ゲーム(又はこれを構成するプレイや一部)の結果を対象とする賭博行為は、eスポーツ競技の競技性や公衆の信用に対する深刻な脅威となります。チームメンバーは、①eスポーツ競技(又はこれを構成するプレイや一部)に賭けたり、賭けようとしたり、又は②賭け業者と関わったり、その賭け率に影響を与えうる情報を伝えたりしてはならないものとします。

2人の出場停止処分に加え、組織の経営陣はVALORANT Champions Tourのスタッフへ情報を隠蔽していたとして、当時Resurgenceに在籍したJabTheBoy、Boplekには1年間、benafには6ヵ月間の出場停止処分が同様に課せられています。

1 コメント

公序良俗に反するコメント、特定の団体や個人を誹謗中傷するコメント、スパムや記事内容と関係のないコメントは書き込まないようお願いいたします。

コメントを投稿

公序良俗に反するコメント、特定の団体や個人を誹謗中傷するコメント、スパムや記事内容と関係のないコメントは書き込まないようお願いいたします。