TenZのインタビュー、Sentinelsへの加入、早くにCS:GOからVALORANTへ移行した理由、チームの状況について

今月12日、Sinatraaに代わってSentinelsへの加入が発表されたTenZのインタビューがInven Globalより公開されています。

インタビューでは、急遽参加することとなったSentinelsの状況、早くにCS:GOからVALORANTへ移行した理由などについて答えています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用します。

大規模大会の前に突然チームへ加入したことについてどのように感じていますか？

3日前、Sentinelsは私に連絡を取りました。当時、チームに加入してプレイしていいかどうか分からなかったため、Sentinelsは私を獲得するためにはCloud9より了承を得る必要*があり、最終的にこのような決定に至りました。

*VALORANT Champions Tourの大会規約として、組織に所属している選手が他のチームで出場することができない。また、Sentinelsは既にロスターロックしていたが、今回は特例としてTenZの参加が認められた。

また、競技シーンで再びプレイしたいと思っていました。プロとしてプレイすることは、本当に楽しいです。もし、大会へ出場できなくても、世界の終わりといったわけではなく、大会をただ観戦するだけでも良かったのですが、せっかくのチャンスを逃したくありませんでした。

チームで練習する時間はありましたか？

いいえ、全く練習しませんでした。

ShahZaM（Sentinelsのキャプテン）は大会の朝に数時間練習したと答えていました。

大会チェックインの時間に合わせて、共にプレイしました。試合の1時間前にサーバーに入り、チームから作戦などの説明を受けました。しかし、試合に勝つ自信はありました。他のメンバーが優秀なことは分かっていたため、簡単にチーム溶け込むことが出来ました。

私は、AWP（オペレーター）、ライフル、ラーカーなど、コール（IGL）以外の事は全てできます。自分はチームに溶け込みやすい選手だと思っています。

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早い段階でCS:GOからVALORANTへ移行し、多くの記録を打ち立てました。早くに移行した理由を教えてください。

Valveがコミュニティの要望を全く聞いていないことは知っていましたし、プロの意見にも耳を傾けていません。まるで、私たちはレンガの壁に話しかけているようなものです。

特に、コロナウイルスの影響を受け、あらゆるものがオンラインへ移行している状況では、CS:GOの競技シーンが持続可能なものだとは到底思えませんでした。VALORANTがリリースされた当初は、誰もが同じレベルからのスタートだったため、最初からスタートダッシュを切ることが出来ました。

Cloud9のラインナップから離脱後、配信を中心に行っています。競技シーンでプレイすることは好きですか？

プロのシーンでプレイすることもとても好きですが、配信も好きです。どちらを選ぶかは分かりません。今のところは、プロシーンの方が楽しいと思っています。しかし、配信では、ただリラックスしてゲームを楽しむことが出来ます。

Sentinelsへの加入は一時的なものでしょうか？

VALORANT Champions Tour 2021 NA Mastersへの一時的なものだと思います。

Sinatraaの離脱はチームに影響を与えましたか？

Sentinelsが、この悪い状況を最大限に活用したことは確かです。チーム内の誰もがあの出来事で落ち込んではいませんでした。私たちは自分たちの試合をして、出来る限りのことをするだけです。

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